特許
J-GLOBAL ID:200903044038091924

イオン性樹脂組成物及びその硬化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-225355
公開番号(公開出願番号):特開2004-035869
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【目的】電池やキャパシターの固体電解質膜に用い得る,柔軟で強い自己支持性のあるイオン伝導性の樹脂組成物およびその硬化物を提供することである。【構成】特定のアンモニウムカチオンと特定のアニオンから成る塩構造と重合性官能基を有する単量体(A),Aと共重合可能な官能基を2個以上有する単量体(B),溶剤可溶性樹脂(C),重合開始剤(D)を溶剤に溶解した溶液,およびその溶剤を乾燥させると同時に,単量体成分を重合させて得られる樹脂硬化物である。
請求項(抜粋):
重合性官能基及び下記I群から選ばれた少なくとも1つのアンモニウムカチオンと下記II群から選ばれた少なくとも1つのアニオンから成る塩構造を含有する単量体(A),単量体Aと共重合可能な重合性官能基を2個以上含む単量体(B)及び溶剤可溶性樹脂(C),重合開始剤(D)を溶剤に溶解した樹脂組成物であって,A/B(モル比)が99.5/0.5〜80/20の範囲にあり,(A+B)/C(重量比)が,99/1〜20/80の範囲にあることを特徴とするイオン性樹脂組成物及びその樹脂硬化物。 (I群)イミダゾリウムカチオン,ピラゾリウムカチオン,ベンズイミダゾリウムカチオン,ピリジニウムカチオン,インドリウムカチオン,カルバゾリウムカチオン,キノリニウムカチオン,ピペリジウムカチオン,ピペラジウムカチオン、アルキルアンモニウムカチオン(但し,炭素数1〜30のアルキル) (いずれも,Nおよび/又は環が炭素数1〜10の炭化水素基で置換されているものを含む) (II群)BF4,PF6,CnF2n+1CO2(但しnは1〜4の整数),CnF2n+1SO3(但しnは1〜4の整数),(FSO2)2N(CF3SO2)2N,(C2F5SO2)2N,(CF3SO2)3CCF3SO2-N-COCF3,RSO3(Rは脂肪族基),ArSO3(Arは芳香族基),R-SO2-N-SO2CF3(Rは脂肪族基)ArSO2-N-SO2CF3(Arは芳香族基)
IPC (2件):
C08F2/44 ,  C08F291/00
FI (2件):
C08F2/44 C ,  C08F291/00
Fターム (20件):
4J011PA65 ,  4J011PA66 ,  4J011PA69 ,  4J011PA90 ,  4J011PA97 ,  4J011PA98 ,  4J026AA26 ,  4J026AA42 ,  4J026AA56 ,  4J026AB19 ,  4J026AB35 ,  4J026AB40 ,  4J026AC11 ,  4J026AC32 ,  4J026BA39 ,  4J026BA40 ,  4J026BA42 ,  4J026BB10 ,  4J026DB06 ,  4J026DB15

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