特許
J-GLOBAL ID:200903044040704470

電波吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076170
公開番号(公開出願番号):特開平5-243023
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 電波暗室等に使用する電磁吸収体に於いて反射係数の値が-20dB以下の特性を示す、周波数帯域が30MHZ以上数百MHZの広い周波数範囲にわたり、低い反射係数の特性の電波吸収体を得ることにより、小型の電波暗室を構成出来るようにする。【構成】 主成分として32モル%ないし35モル%のZnO、10モル%ないし12モル%のNiO、5モル%ないし7モル%のCuO、及び残部がFe2O3に、副成分として0.05重量%以下のSiO2、0.10重量%以下のMnOの1種又は2種を含む酸化物磁性材料に、さらに0.3重量%以下のZrO2、0.5重量%以下のAl2O3、及び1.0重量%以下のHfO2を添加し大気中で1050°C〜1200°Cで焼結して電波吸収体とする。
請求項(抜粋):
主成分として、32.0モル%乃至35.0モル%の酸化亜鉛(ZnO)、10.0モル%乃至12.0モル%の一酸化ニッケル(NiO)、5.0モル%乃至7.0モル%の一酸化銅(CuO)、及び残部が酸化第2鉄(Fe2O3)を含むニッケル(Ni)ー銅(Cu)ー亜鉛(Zn)系酸化物磁性材料に、副成分として0.05重量%以下(0.0重量%を含まず)の二酸化ケイ素(SiO2)、0.10重量%以下(0.0重量%を含まず)の一酸化マンガン(MnO)の夫々1種又は2種の成分からなる電波吸収体用酸化物磁性材料に、さらに添加物として0.30重量%以下(0.0重量%を含まず)の二酸化ジルコニウム(ZrO2)、0.50重量%以下(0.0重量%を含まず)の二酸化アルミニウム(Al2O3)、及び1.00重量%以下(0.0重量%を含まず)の酸化ハフニウム(HfO2)を添加し、大気中で1050°C乃至1200°Cで焼結してなることを特徴とする電波吸収体。
IPC (2件):
H01F 1/00 ,  H01F 1/34

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