特許
J-GLOBAL ID:200903044040929528

プロセス装置の炭素析出防止方法および炭素析出を防止したプロセス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-299751
公開番号(公開出願番号):特開平6-146008
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 炭化水素を取扱うプロセス装置において生じることのあるコーキング現象、すなわち炭素の析出と成長を防止し、それに起因するトラブルを回避する。【構成】 炭化水素を含有する流体が滞留しやすい装置部分に、(1)クロム28%以上を含有する材料を使用する、(2)クロムメッキを施す、(3)クロマイズ処理、カロライズ処理、シリコナイズ処理および浸硫処理からえらんだ1種の表面処理を施す、(4)V,Cr,NbまたはTiの拡散浸透によりこれら金属の炭化物層を形成する表面処理を施す、(5)金属炭化物たとえばCrC,VC,NbCの溶射による被覆を施す、のいずれかの対策をとる。
請求項(抜粋):
構造用鋼を用いて製作されたプロセス装置であって炭化水素を含有する流体が流通し、表面に炭素が析出成長する条件下に運転される装置の、炭素の析出成長が好ましくない部分に対し、下記のいずれかの表面処理を施すことからなる、プロセス装置の炭素析出防止方法:1)クロムメッキ、2)クロマイズ処理、カロライズ処理、シリコナイズ処理および浸硫処理からえらんだ1種、3)V,Cr,NbまたはTiの拡散浸透によるこれら金属の炭化物層の形成、または4)金属炭化物の溶射による被膜形成。
IPC (2件):
C23C 26/00 ,  C23C 4/10

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