特許
J-GLOBAL ID:200903044041024286

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104757
公開番号(公開出願番号):特開平10-299542
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】吸気圧に基づいて燃料噴射量を演算する内燃機関の燃料噴射制御装置において、吸気温度による空気密度変化に対応するための吸気温補正係数を簡便な構成で設定する。【解決手段】シリンダ内の推定吸気温度TCを、シリンダ伝熱係数HEXGIN,吸気温TA,冷却水温度TWに基づき、TC=TA+HEXGIN(TW-TA)+273 °Kとして演算する(S12)。また、第1の吸気温補正係数KTAを、基準環境下でのシリンダ内の推定吸気温度TTCに基づき、KTA=TTC/TCとして演算する(S13)。そして、最終的な吸気温補正係数KTAHOSを、空気密度微修正係数KCHOSを用いて、KTAHOS=KTA×[1.0 -{(KTA-1.0 )×KCHOS}]として演算する(S14)。
請求項(抜粋):
吸気圧に基づいて機関への燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置において、機関の吸入空気の温度を検出する吸気温度検出手段と、前記吸入空気を燃焼室内に導入する吸気通路の温度に対応する吸気通路対応温度を検出する吸気通路対応温度検出手段と、前記吸気温度検出手段で検出された吸気温度を、該吸気温度と前記吸気通路対応温度検出手段で検出された吸気通路対応温度との偏差に基づいて補正して、該補正結果をシリンダ内の推定吸気温度とするシリンダ内吸気温度推定手段と、該シリンダ内吸気温度推定手段で推定演算されたシリンダ内の推定吸気温度に基づいて吸気温補正量を演算する吸気温補正量演算手段と、該吸気温補正量演算手段で演算された吸気温補正量に基づいて前記燃料噴射量を補正設定する吸気温補正手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-057861

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