特許
J-GLOBAL ID:200903044041611580

ロールプロフィール計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147441
公開番号(公開出願番号):特開平8-338716
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 変位検出器取付台の運動誤差の一次傾斜成分がが同一量でない場合にもロールプロフィールを正しく評価する。【構成】 変位検出器取付台1の往復運動ストロークLs を複数個のプロフィール測定用の変位検出器11の設置間隔Lp よりも十分大きく設定し、この設定によって変位検出器11でのワークロール2の軸線方向の表面凹凸量の部分的測定範囲に重複部を生じさせ、重複部の一次傾斜量が等しくなるようにロールプロフィール測定用変位検出器の測定値を補正し、補正された測定値を連結してワークロール全長の軸線方向表面凹凸量を求め、ロールプロフィール測定時の変位検出器取付台1の運動誤差及びワークロール2の回転運動誤差の影響を受けることなく、変位検出器11によってワークロール2の全長をいくつかに分割した部分ロールプロフィールを正確に測定する。
請求項(抜粋):
ワークロールの軸線方向に沿って往復運動可能に設けられた変位検出器取付台上に、前記ワークロールの軸線方向の表面凹凸量を複数個の区間に分割して測定するための複数個のプロフィール測定用の変位検出器と、前記ワークロールの軸線方向に間隔La 及びLb で設置され前記変位検出器取付台の運動誤差及びワークロールの回転運動誤差を測定する3個1組の運動誤差測定用の変位検出器を複数組設置し、前記変位検出器取付台を前記ワークロールの軸線方向に移動させて前記プロフィール測定用の変位検出器及び前記運動誤差測定用の変位検出器で前記ワークロールの表面凹凸を部分的に測定し、前記運動誤差測定用の変位検出器で得られた測定値から演算処理によって前記変位検出器取付台の移動時における運動誤差及びワークロールの回転運動誤差を求め、この求められた前記運動誤差を前記プロフィール測定用変位検出器の測定値から差し引くことにより誤差の補正を行い、この補正された前記プロフィール測定用変位検出器の測定値である前記ワークロールの軸線方向の部分的に測定された表面凹凸量を連結して前記ワークロール全長の軸線方向表面凹凸量を求めるロールプロフィール計測方法において、前記変位検出器取付台の往復運動ストロークを複数個の前記プロフィール測定用変位検出器の設置間隔よりも大きく設定し、この設定により前記プロフィール測定用変位検出器での前記ワークロールの軸線方向の表面凹凸量の部分的測定範囲に重複部を生じさせ、該重複部のロールプロフィールの一方側の一次傾斜量にもう他方側の一次傾斜量が等しくなるように前記プロフィール測定用変位検出器の測定値を順次補正し、該補正された測定値を連結して前記ワークロール全長の軸線方向表面凹凸量を求めることを特徴とするロールプロフィール計測方法。

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