特許
J-GLOBAL ID:200903044043696958

空芯コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  池谷 豊 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  白石 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-244108
公開番号(公開出願番号):特開2004-087619
出願日: 2002年08月23日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】電流センサの測定感度をさらに向上させることができる空芯コイルを得ることを目的とする。【解決手段】空芯コイルは、絶縁性基板2と、この絶縁性基板2に埋め込まれたコイル本体3とを備えている。絶縁性基板2は基板開口部4を有している。コイル本体3は、基板開口部4の周囲に配置され、銅の導電膜がコイル状に形成された巻き進みコイル部5と巻き戻しコイル部6とを有し、これらが直列に接続されている。絶縁性基板2の厚さ方向に沿って視たときに、巻き進みコイル部5によって鋸歯状の模様が形成されている。また、同様の方向に沿って視たときに、巻き戻しコイル部6は、表面の第2表面導体部15が裏面の渡り部21と交差されて配置されている。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
表面、裏面、及び前記表面と前記裏面とを貫通し、被測定導体が通される基板開口部を有する絶縁性基板と、 前記基板開口部の周囲で導線が巻回されて構成され、前記基板開口部を囲むように前記絶縁性基板に設けられた巻き進みコイル部、及び前記巻き進みコイル部に重なりつつ導線が巻回されて構成され、前記基板開口部を囲むように前記絶縁性基板に設けられた巻き戻しコイル部を有し、前記被測定導体を流れる電流により前記巻き進みコイル部及び前記巻き戻しコイル部に発生する誘導起電力が電気的に同じ向きになるように前記巻き進みコイル部及び前記巻き戻しコイル部が直列に接続されて構成されたコイル本体と を備え、 前記巻き進みコイル部は、前記表面の前記基板開口部の周囲で略放射状に形成されて前記基板開口部に近い側の内側端部と遠い側の外側端部とを有する複数の第1表面導体部、前記裏面の前記基板開口部の周囲で略放射状に形成されて前記基板開口部の近い側の内側端部と遠い側の外側端部とを有する複数の第1裏面導体部、互いに隣接する前記第1裏面導体部のうちの一方の前記第1裏面導体部の内側端部と前記第1表面導体部の内側端部とを電気的に接続する複数の第1内側接続部、及び他方の前記第1裏面導体部の外側端部と前記第1表面導体部の外側端部とを電気的に接続する複数の第1外側接続部を有し、 前記巻き戻しコイル部は、前記表面の前記基板開口部の周囲で各前記第1表面導体部と交互になるように略放射状に形成されて前記基板開口部に近い側の内側端部と遠い側の外側端部とを有する複数の第2表面導体部、前記裏面の前記基板開口部の周囲で各前記第1裏面導体部と交互になるように略放射状に形成されて前記基板開口部に近い側の内側端部と遠い側の外側端部とを有する複数の第2裏面導体部、互いに隣接する前記第2裏面導体部のうちの一方の前記第2裏面導体部の内側端部と前記第2表面導体部の内側端部とを電気的に接続する複数の第2内側接続部、及び他方の前記第2裏面導体部の外側端部と前記第2表面導体部の外側端部とを電気的に接続する複数の第2外側接続部を有しており、 前記第2内側接続部及び前記第2外側接続部のいずれか一方は、前記絶縁性基板の厚さ方向に沿って視たときに、少なくとも1本の前記第2表面導体部に交差する渡り部をそれぞれ有していることを特徴とする空芯コイル。
IPC (2件):
H01F38/28 ,  G01R19/00
FI (2件):
H01F40/06 ,  G01R19/00 A
Fターム (7件):
2G035AA01 ,  2G035AB11 ,  2G035AC00 ,  2G035AD18 ,  5E081AA05 ,  5E081CC05 ,  5E081DD11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ロゴスキーコイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-028172   出願人:株式会社東芝
  • ロゴスキコイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-134712   出願人:ジエー・ウー・セー・アルストム・テ・エ・デ・エス・アー

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