特許
J-GLOBAL ID:200903044045325647

スチールコードおよび自動車用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-009433
公開番号(公開出願番号):特開2007-191815
出願日: 2006年01月18日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有するm/n構造の2層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。【解決手段】m/n構造のスチールコード10のシース素線12a〜12iの少なくとも1本の素線(12c,12f,12i)を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
m本(m=2〜4)の素線からなるコアと、該コアの周りに配置したn本(n=5〜9)の素線からなるシースとを有し、前記シースを構成するn本の素線のうちの少なくとも1本の素線がコード撚りのためのスパイラルくせとは別の小さなスパイラル状又は波状のくせを有する素線であり、前記コアを構成するm本の素線と前記シースを構成するn本の素線を同一方向に同一ピッチで同時に撚り合わせたスチールコードであって、 前記スパイラル状又は波状のくせを有する素線は、当該スチールコードを撚りほぐした後の該素線を水平に配置し水平面に投影したときの投影面において該素線の軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの正弦波状の基準線との該基準線の接線に垂直な直線上における乖離巾L(mm)と素線径d(mm)との比率L/dが0.7を超える箇所が該素線を水平面上で回転させ素線全周にわたり角度を変えて投影した軌跡のいずれにおいても存在せず、且つ、前記スパイラル状又は波状のくせを有する素線の少なくとも1本は、前記比率L/dが該素線を水平面上で回転させ素線全周にわたり角度を変えて投影した軌跡のいずれかにおいて0.07〜0.7の範囲内である箇所が、コード撚りのためのスパイラルくせの1ピッチ当たり2箇所以上存在することを特徴とするスチールコード。
IPC (2件):
D07B 1/06 ,  B60C 9/00
FI (2件):
D07B1/06 A ,  B60C9/00 M
Fターム (7件):
3B153AA12 ,  3B153AA13 ,  3B153AA19 ,  3B153BB13 ,  3B153CC52 ,  3B153FF16 ,  3B153GG05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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