特許
J-GLOBAL ID:200903044047661873

枚葉式両面ラップ盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-070989
公開番号(公開出願番号):特開2000-263427
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ラッピング加工中にも熱変位の自動補正ができる枚葉式両面ラップ盤を提供すること。【解決手段】 本発明の枚葉式両面ラップ盤は、対向する一対のラップ定盤のうち一方11を位置決めして回転駆動する基準軸1と、他方21を回転駆動してワークWに押し付ける加圧軸2とに加え、測距センサ4と制御装置5とを有する。測距センサ4は、ラップ定盤11のラップ面11aの背面である測定面11bの軸長方向の熱変位を測定し、制御装置5は、その測定結果に基づいてラップ面11aの熱変位を推算してこれを補正し、ラップ定盤11のラップ面11aとワークWを挟持して回転させる駆動ローラ72との相対位置を調整する。それゆえ、ラッピング加工中にもラップ面11aの熱変位が自動補正され、高い加工精度が保たれるとともに、生産性が向上するという効果がある。
請求項(抜粋):
円盤状のワークを表裏両面から挟持しつつ互いに対向して回転し、該ワークの該表裏両面をラッピング加工する一対のラップ定盤と、該ワークの外周面に当接し該ワークを回転可能に支持する複数のガイドローラと、該ワークの外縁部を挟持し該ワークを回転駆動する少なくとも一対の駆動ローラと、各該ガイドローラおよび各該駆動ローラを支持する基台テーブルと、を有する枚葉式両面ラップ盤において、両前記ラップ定盤のうち一方を軸長方向に移動させて位置決めし、該ラップ定盤を軸支して回転駆動する基準軸と、両該ラップ定盤のうち他方を軸支して回転駆動しつつ所定の押圧力をもって前記ワークに押し付ける加圧軸と、該基準軸に回転駆動される該ラップ定盤に形成された測定面の軸長方向の位置を測定する位置センサと、該位置センサの測定結果に基づいて該ラップ定盤の該ラップ面の軸長方向の熱変位を推算し、該熱変位を補正して該ラップ面と前記駆動ローラとの相対位置を調整する制御装置と、をさらに有することを特徴とする枚葉式両面ラップ盤。
Fターム (13件):
3C058AA07 ,  3C058AA12 ,  3C058AA16 ,  3C058AC04 ,  3C058BA07 ,  3C058BB02 ,  3C058BB06 ,  3C058BB08 ,  3C058BB09 ,  3C058CB01 ,  3C058CB03 ,  3C058DA02 ,  3C058DA17

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