特許
J-GLOBAL ID:200903044048222202

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-182437
公開番号(公開出願番号):特開2001-012315
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】エバポ経路の圧力を検出する圧力検出手段の故障診断を正確かつ確実に行うことができるエバポパージシステムの故障診断装置を提供する。【解決手段】故障診断のための環境条件が成立し、エンジンの始動後経過時間Tsnが所定時間T0以上であると、ステップ203で燃料タンクの圧力Ptnが正圧判定値Pp未満か判断される。で圧力Ptnが正圧判定値Pp以上であると、ステップ206にてエンジン始動時の圧力と現在の圧力との圧力差|Pts-Ptn|が所定値α以上か否かが判断される。圧力差|Pts-Ptn|が所定値α未満であると、正圧一定時間カウンタが加算される。ステップ208で正圧一定時間カウンタの計測時間が所定時間T1以上であると判定され、ステップ209で空気量変化フラグがONであると判定されると、圧力センサが正圧一定値異常であると判定される。
請求項(抜粋):
燃料タンク内で発生する燃料蒸気を同燃料タンクを含むエバポ経路を介してエンジンの吸気通路へパージするエバポパージシステムと、前記エバポ経路の経路内圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段により検出される同エバポ経路の経路内圧力の変化度合いに基づいて当該エバポ経路の故障の有無を診断する診断手段とを備えるエバポパージシステムの故障診断装置において、前記診断手段は、前記圧力検出手段の検出結果が正圧の一定値であるとき、単位期間における燃料消費量に基づいて前記エバポ経路内の圧力変化の有無を判定し、エバポ経路内の圧力変化があったと判定したとき、前記圧力検出手段を異常ありと診断することを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。

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