特許
J-GLOBAL ID:200903044056365039

リクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297759
公開番号(公開出願番号):特開平7-148046
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】シートバックにかかる負荷が各構成部品の特定部位に集中することなく、大型化や重量増加を招くことなく、剛性を高めることができるリクライニング装置を提供すること。【構成】アッパツース部材21に形成したアッパフランジ部22と、ロアツース部材30に形成したロアフランジ部31とは、各々の折曲方向が互いに逆向きとなる形で係合するから、各ツース部材21,30の冷間鋳造によける型抜き上の問題等により、それらのフランジ部22,31に形成した歯23,32の深さが、各フランジ部22,31の先端縁に向って一方向へ浅くなる等の板厚の不均一が生じても、各フランジ部22,31を相互に逆向きに配することで前記不均一は相殺され、部材間の強度の一様化を図れる。
請求項(抜粋):
シートバックをその傾斜角度を調整可能にシートクッションに支持するリクライニング装置において、前記シートバックの基部側に固設されるアッパツース部材と、前記アッパツース部材に係脱して、シートバックを傾動不能に拘束かつ拘束解除すべく、前記シートクッションの後部側に揺動可能に配されるロアツース部材とを備え、前記アッパツース部材の下端縁を、両側何れか一方向に折曲してアッパフランジ部を形成し、該アッパフランジ部の下面側に被係合歯を複数連設する一方、前記ロアツース部材の上端縁を、前記アッパフランジ部とは逆方向に折曲してロアフランジ部を形成し、該ロアフランジ部の上面側に、前記アッパフランジ部の被係合歯に噛合してアッパツース部材を傾動不能に拘束し得る係合歯を設けたことを特徴とするリクライニング装置。

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