特許
J-GLOBAL ID:200903044059838680

管腔内の組織移植用ステントおよびこれを血管内に移植する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517104
公開番号(公開出願番号):特表平10-509082
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】本発明は管腔内の組織移植用ステント(10)であり、このステントは第一端部(14)および第二端部(16)を有する圧潰し可能なチューブ部材(12)を含む。外側壁(18)および内側壁(20)が両端部間を延在している。第一端壁(22)および第二端壁(24)が外側壁と内側壁との間を延在している。外側壁、内側壁、第一端壁および第二端壁がチャンバ(26)を形成している。透過性フィルム層(30)がチャンバ内で第一端壁と第二端壁との間を延在している。フィルム層、外側壁および両端壁は空間(32)を画成している。複合材料(34)が内側壁と透過性フィルム層との間でチャンバ内に配置される。開口(40)が一方の端壁に配置され、薬剤(60)を画成空間に導入可能にする。薬剤は複合材料と反応して、ステントが血管内に配置された後に複合材料を硬化させる。
請求項(抜粋):
第一端部および第二端部と、これら両端部間を延在する外側壁および内側壁と、これら外側壁と内側壁との間を延在する第一端壁および第二端壁とを有し、前記外側壁、内側壁、第一端壁および第二端壁がチャンバを形成している圧潰し可能なチューブ部材と、 前記チャンバ内の前記第一端壁と前記第二端壁との間を延在し、前記外側壁および前記両端壁とともに空間を画成している透過性フィルム層と、 前記内側壁と前記透過性フィルム層との間の前記チャンバ内に配置された複合材料と、 前記画成空間内に薬剤を導入するために一方の前記端壁に備えられた開口とを組合わせて含んでいる血管内に使用する管腔内の組織移植用ステントであって、 該組織移植用ステントが血管内に挿入され、前記圧潰し可能なチューブ部材が膨張可能なカテーテルにより膨張され、薬剤が前記開口を通して導入され、該薬剤が前記透過性フィルム層を通して移動して、前記複合材料が前記薬剤と反応して前記材料を硬化させ、前記組織移植用ステントが前記血管を支持するようにさせる管腔内の組織移植用ステント。

前のページに戻る