特許
J-GLOBAL ID:200903044068270734
車両用ブレーキ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291212
公開番号(公開出願番号):特開平9-132129
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 液圧回路切換用の電磁弁のソレノイド出力を小さくして小型化、軽量化する。【解決手段】 アンチロック制御時にはレギュレータの出力液圧を車輪ブレーキ液圧制御電磁弁と第2切換電磁弁とを介して車輪ブレーキに供給し、車輪ブレーキ液圧を制御する。制動操舵制御時やトラクション制御時には第1切換電磁弁と第2切換電磁弁を共に作動させ、高圧アキュムレータの出力液圧を第1切換電磁弁、車輪ブレーキ液圧制御電磁弁および第2切換電磁弁を介して車輪ブレーキに供給する。第1切換電磁弁の作動により高圧アキュムレータの出力液圧が第2切換電磁弁の作動前に第2切換電磁弁に供給されないようにするため、流入側開閉電磁弁は流出側開閉電磁弁と同様に常閉のものとする。アンチロック制御時には流入側開閉電磁弁を作動させてレギュレータ出力液圧を第2切換電磁弁に供給し、この状態にて第2切換電磁弁を作動させる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力に対応した液圧を発生し出力するマスタシリンダと、リザーバ内のブレーキ液を高圧アキュムレータに圧送する動力駆動の液圧ポンプと、前記高圧アキュムレータの出力液圧をブレーキ操作力に対応した液圧に調整して出力するレギュレータと、非作動時には前記レギュレータの出力液圧を車輪ブレーキ液圧制御電磁弁に入力するが作動時には前記アキュムレータの出力液圧を前記車輪ブレーキ液圧制御電磁弁に入力する第1切換電磁弁と、非作動時には前記マスタシリンダの出力液圧を車輪ブレーキに入力するが作動時には前記ブレーキ液圧制御弁の出力液圧を前記車輪ブレーキに入力する第2切換電磁弁と、ブレーキ操作が行われている場合にて所定入力情報を処理して前記車輪ブレーキ液圧制御電磁弁および前記第2切換電磁弁を操作し車輪ブレーキ液圧を自動制御するブレーキ操作中車輪ブレーキ液圧制御手段と、ブレーキ操作が行われていない場合にて所定入力情報を処理して前記車輪ブレーキ液圧制御電磁弁、前記第1切換電磁弁および前記第2切換電磁弁を操作し車輪ブレーキ液圧を自動制御するブレーキ非操作中車輪ブレーキ液圧制御手段とを備えた車両用ブレーキ装置において、前記ブレーキ液圧制御電磁弁を常閉の流入側開閉電磁弁と常閉の流出側開閉電磁弁とで構成し、前記ブレーキ操作中車輪ブレーキ液圧制御手段は車輪ブレーキ液圧の自動制御を行う時には前記流入側開閉電磁弁の作動とその後の前記第2切換電磁弁の作動とからなる液圧回路切換制御を実行した後に車輪ブレーキ液圧制御を実行するよう構成し、前記ブレーキ非操作中車輪ブレーキ液圧制御手段は自動制御を行う時には前記第1切換電磁弁の作動と前記第2切換電磁弁の作動とからなる液圧回路切換制御を実行した後に車輪ブレーキ液圧制御を実行するよう構成したことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
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