特許
J-GLOBAL ID:200903044071469266

エンジンのデコンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-312813
公開番号(公開出願番号):特開2002-122012
出願日: 2000年10月13日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】 ロッカーアームのスリッパ面の早期摩耗を抑制でき、また、カム山面の摩耗を低減できるエンジンのデコンプ装置を提供する。【解決手段】 エンジンが所定回転数に達するまでは、フライウエイト18に作用する遠心力が小さく、フライウエイト18はリターンスプリング21の付勢力によりストッパピン20に当接状態で維持される(図3(A))。このとき、デコンプカム17の円筒外周部17aが排気用カム面13aから僅かに突出してロッカーアームのスリッパ面に当接する一方、反対側のアーム端部が押し下げられて排気バルブが僅かに開くので、筒内圧が低減される。エンジンが所定回転数以上になると、フライウエイト18に作用する遠心力が大きく、フライウエイト18は、リターンスプリング21の付勢力に抗して拡開し、デコンプカム17がカムシャフト7内に収容されるため(図3(B))、排気バルブは、通常のバルブ動作に従う。
請求項(抜粋):
エンジン始動時に、ロッカーアームの一方端で吸気バルブ又は排気バルブを押圧し、筒内圧を低減させて始動抵抗を軽減するエンジンのデコンプ装置において、前記ロッカーアームの他方端のスリッパ面に当接するデコンプカムをローラ部材としてなることを特徴とするエンジンのデコンプ装置。
FI (2件):
F01L 13/08 G ,  F01L 13/08 D
Fターム (11件):
3G018AB05 ,  3G018AB18 ,  3G018BA06 ,  3G018CA07 ,  3G018CA08 ,  3G018CA09 ,  3G018DA03 ,  3G018DA32 ,  3G018FA17 ,  3G018GA22 ,  3G018GA23

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