特許
J-GLOBAL ID:200903044072278073

ループ状データ発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138488
公開番号(公開出願番号):特開平5-334178
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 回路規模が小さい、しかも、ループ状データ(アドレスを含む)を高速に発生できるループ状データ発生回路を実現する。【構成】 データ空間の中でデータをループ状に順次発生するループ範囲の幅を表すループ幅について、データ空間の大きさの半分以下という条件を課す。また、相前後する出力データ間のループ範囲内での相違量を表すオフセットについて、その絶対値がループ幅以下という条件を課す。これにより現在の出力データにオフセットを加算した加算値を次の出力データにできない場合の態様が少なくなる。モジュール回路105は、加算値を次の出力データにできない場合に対応する構成として、加算値がループ範囲外の値になっていることを検出する範囲内外検出手段203と、検出された場合に加算値を修正して次の出力データを形成する加算値修正手段202とを備えれば良い。
請求項(抜粋):
データ空間の中でデータをループ状に順次発生するループ範囲の幅を表すループ幅の情報と、ループ状データの初期値と、相前後する出力データ間のループ範囲内での相違量を表すオフセットとが設定されて、ループ範囲内でオフセットずつ異なるデータを順次出力するものであって、現在の出力データにオフセットを加算する加算器と、この加算器による加算値を次の出力データにできるか否かを確認してできない場合に加算値を修正して次の出力データを形成するモジュール回路とを備えたループ状データ発生回路において、設定可能なループ幅がデータ空間の大きさの半分以下という条件と、設定可能なオフセットの絶対値がループ幅以下という条件を課すと共に、上記モジュール回路が、上記加算値を次の出力データにできない場合に対応する構成として、上記加算値がループ範囲外の値になっていることを検出する範囲内外検出手段と、上記加算値がループ範囲外の値の場合に、加算値がループ方向にみてループ範囲外の何番目の値かに応じて加算値を修正して次の出力データを形成する加算値修正手段とを備えたことを特徴とするループ状データ発生回路。

前のページに戻る