特許
J-GLOBAL ID:200903044073879577

車両用サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088673
公開番号(公開出願番号):特開平7-290927
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】走行状態検出手段が故障した時でも、運転者の意志に合致したサスペンション特性として、乗り心地や操縦安定性の確保を図ること。【構成】手動モードのハードモードでは、車速センサ正常時は車速が0であると判断された場合には、ばね定数切換弁40を開いてばねはソフトにするが、車速センサ故障時には、ばねもハードとして運転者の意志に合わせる。また手動モードのソフトモードでは、車速センサ正常時は車速が0であると判断された場合には、ショクアブソーバをハードにするが、車速センサ故障時には、ショクアブソーバもソフトとする。
請求項(抜粋):
車両におけるばね上系と前後左右の各ばね下系との間に少なくとも1個づつ設けられ該ばね上系を支持するエアスプリングと、前記ばね上系と前記各ばね下系との間に少なくとも1個づつ設けられるショックアブソーバと、前記エアスプリング及びショックアブソーバのハード、ソフトのモード切換を自動或いは手動で行うかを切換えるモード切換手段と、通電開始により前記エアスプリングをハードに切換え、通電停止により該エアスプリングをソフトに切換えるエアスプリング切換制御手段と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、モード切換手段により前記エアスプリング及びショックアブソーバのモードが手動によりハードに切換られているときに、前記走行状態検出手段により車両の停止状態が検出された場合には、前記エアスプリング切換制御手段への通電を停止して前記エアスプリングの状態をソフトに切換えるエアスプリング強制切換手段と、モード切換手段により前記エアスプリング及びショックアブソーバのモードが手動によりソフトに切換られているときに、前記走行状態検出手段により車両の停止状態が検出された場合には、前記ショックアブソーバの状態をハードに切換えるショックアブソーバ強制切換手段と、を備えてなる車両用サスペンション制御装置において、前記走行状態検出手段の故障を判定する故障判定手段と、前記故障判定手段により前記走行状態検出手段の故障が判定された場合には、前記エアスプリング強制切換手段あるいはショックアブソーバ強制切換手段を中断し、モード切換手段により切換られたモードに応じた状態に前記エアスプリング及びショックアブソーバの状態を固定する故障時固定手段と、を設けたことを特徴とする車両用サスペンション制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-268513
  • 特開昭63-188511
  • 特開昭60-047710

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