特許
J-GLOBAL ID:200903044081480330

ブレーキ液圧発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330997
公開番号(公開出願番号):特開平6-156255
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ液圧発生装置において、ブースタの倍力率が設定倍力率以下の場合におけるホイールシリンダ液圧の低下を軽減する。【構成】 ブースタ12が正常の場合には、切換弁装置48が作動せず、マスタシリンダ12が第一状態に保たれる。加圧室22のブレーキ液が第一加圧ピストン18の大径部62により加圧され、その液圧がホイールシリンダ28に伝達されるのである。ブースタ12の倍力率が設定倍力率以下に低下した場合には、切換弁装置48が作動し、マスタシリンダ10が第二状態に切り換えられる。加圧室22の液圧が第一加圧ピストン18の小径部64により加圧され、その液圧がホイールシリンダ28に伝達されるのである。後者の場合には、ブースタ12の同一の出力に対して、前者の場合より高い液圧が発生させられるため、ブースタ12の故障によるホイールシリンダ液圧の低下が軽減される。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作力を倍力する倍力装置と、その倍力装置の出力に対応したブレーキ液圧を発生させるとともに、同一の倍力装置出力に対して、低いブレーキ液圧を発生させる第一状態と、高いブレーキ液圧を発生させる第二状態とに切り換える切換手段を備えた加圧装置とを含むブレーキ液圧発生装置において、前記ブレーキ操作部材と前記倍力装置との間に、倍力装置への入力に対応した液圧を発生させる入力対応液圧発生装置を設けるとともに、前記切換手段を、入力対応液圧発生装置により発生させられる液圧と前記倍力装置の出力に対応した液圧とをパイロット液圧とし、前記倍力装置の出力が入力と設定倍力率との積より大きい状態では、前記加圧装置を前記第一状態に切り換え、前記倍力装置の出力が入力と設定倍力率との積以下である状態では前記加圧装置を前記第二状態に切り換えるパイロット式切換弁装置としたことを特徴とするブレーキ液圧発生装置。
IPC (2件):
B60T 13/12 ,  B60T 11/16

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