特許
J-GLOBAL ID:200903044084126228

コンピユータ調色方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二宮 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306993
公開番号(公開出願番号):特開平6-279716
出願日: 1984年07月06日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】塗料を調色するために、自動計量機による実際の計量採取結果をチエツクし、修正配合を行い、正調色品が得られた時の実績色配合を配合履歴として記録保管し、次回の調色時に照合し検出する計画的なコンピユータ調色方法を提供する。【構成】製造された正調色品の各原色配合量データを自動計量機で記録保管し、計算機との間でデータを送受しながら原色計量操作、計量記録、反射率測定、反射率データとの比較、修正配合量の算出を繰り返し、調色品と色見本とが合致する段階まで繰り返す。【効果】配合量の精度向上に相当する過剰分が減少し塗料が節約される。配合実績の蓄積に基づく計画的な調色システムが確立され生産性が向上する。
請求項(抜粋):
塗料の色見本と合致する正調色品を製造するためのコンピユータ調色方法であって、(a) 製造された正調色品の各原色配合量データを自動計量機で記録保管し、(b) 前記保管されているデータを計算機に入力して配合履歴簿データを作成し、(c) 色見本の反射率を測定し、(d) 前記色見本の反射率データを計算機に入力し、(e) 前記配合履歴簿データを照合して色見本と同一又は類似色の各原色配合量データを検出し該データの中から色配合をそのまま又は加工して各原色の配合量とするように予めプログラムされた計算機で配合量を算出し、(f) 計算機により算出された各原色の配合量を自動計量機に伝達し、(g) 自動計量機で原色計量操作を行ない、(h) 自動計量機は計量結果を記録し、(i) 調色品と色見本を比較し、(j) 以上の手順によって色見本と調色品とが合致しないときは調色品の反射率を測定し、(k) 前記調色品の反射率データを計算機に入力し、(l) 前記(h) で自動計量機に入力された調色品の既計量値と色見本と調色品の各反射率データを比較して各原色の修正配合量を予めプログラムされた計算機で算出し、(m) 計算機により算出された各原色の修正配合量を自動計量機に伝達し、(n) 前記(g) から(m) までの工程を繰り返し色見本と調色品とが合致する段階まで継続することを特徴とするコンピユータ調色方法。

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