特許

J-GLOBAL ID：200903044086581704

含フッ素硬化性塗液及び含フッ素硬化被膜

発明者： 吉田 達朗 ,  海谷 法博 ,  伊藤 哲也 ,  天谷 直之
出願人/特許権者： 日本油脂株式会社
代理人 (1件)： 酒井 一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-272472
公開番号（公開出願番号）：特開平7-126552
出願日： 1993年10月29日
公開日（公表日）： 1995年05月16日
要約：

【要約】【構成】 特定の含フッ素ジ(メタ)アクリル酸エステルと、特定の含フッ素(メタ)アクリル酸エステル及び/又は特定のフマル酸ジエステルを構成単位として50重量%以上含有する含フッ素重合体と、含フッ素溶媒とを含有することを特徴とする含フッ素硬化性塗液及びその含フッ素硬化性塗液を重合硬化した鉛筆高度H以上及び屈折率1.44以下を有する含フッ素硬化被膜。【効果】 本発明の含フッ素硬化性塗液を硬化させて得られる被膜は、耐候性、耐熱性、撥水撥油性に優れ、更に表面硬度が高いので耐磨耗性にも優れ、しかも低屈折率であるので、光透過性を有する特に反射防止膜材料等として有用である。

請求項（抜粋）：

下記一般式化1(式中X1及びX2は、同一若しくは異なる基であって、水素原子又はメチル基を示し、Y1は、フッ素原子を3個以上有する炭素数1〜14のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する炭素数3〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)で表わされる含フッ素ジ(メタ)アクリル酸エステルと、下記一般式化2(式中X3は、水素原子又はメチル基を示し、Y2は、フッ素原子を3個以上有する炭素数2〜14のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する炭素数4〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)で表わされる含フッ素(メタ)アクリル酸エステル及び/又は下記一般式化3(式中Zは、炭素数3以上の分岐アルキル基、炭素数4以上のシクロアルキル基又はフッ素原子を3個以上有するフルオロアルキル基を置換基として含有する炭素数3以上の分岐アルキル基若しくは炭素数4以上のシクロアルキル基を示し、Y3は、フッ素原子を3個以上有する炭素数2〜14のフルオロアルキル基又はフッ素原子を4個以上有する炭素数4〜14のフルオロシクロアルキル基を示す。)で表わされるフマル酸ジエステルを構成単位として50重量%以上含有する含フッ素重合体と、含フッ素溶媒とを含有することを特徴とする含フッ素硬化性塗液。【化1】【化2】【化3】

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭62-199643
  
• 特開平1-224247
  
• 特開平1-182306