特許

J-GLOBAL ID：200903044098834322

波長可変レーザー用単結晶

発明者： 木村 茂行 ,  北村 健二
出願人/特許権者： 科学技術庁無機材質研究所長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-352372
公開番号（公開出願番号）：特開平7-291799
出願日： 1993年12月27日
公開日（公表日）： 1995年11月07日
要約：

【要約】【目的】 光通信に利用される波長域での利用に際し、従来利用されている結晶の欠点を解消して、小型で簡便な波長可変レーザー光源を実現し得るレーザー用イットリウム・アルミニウム・ガーネット(Y3Al5O12)単結晶を提供する。【構成】 Nd3+及びCr4+を増感イオン及び発光イオンとして含むことを特徴とする波長可変レーザー用イットリウム・アルミニウム・ガーネット(Y3Al5O12)単結晶である。Nd3+の励起光吸収帯を広げ、且つレーザー発振波長域を短波長帯に広げるためにCa及びSiを添加した【化1】の組成とし、或いは、Nd3+の励起光吸収帯を広げ、且つレーザー発振波長域を長波長帯に広げるためにGaを添加した【化2】の組成とするとができる。近赤外の波長域において通常の固体レーザー発振器構成に波長同調手段を講じて用いることにより、様々な波長のレーザー光を得ることができる。励起光源としてダイオードレーザーを用いると小型で効率の良いレーザー発振が可能である。

請求項（抜粋）：

Nd3+及びCr4+を増感イオン及び発光イオンとして含むことを特徴とする波長可変レーザー用イットリウム・アルミニウム・ガーネット(Y3Al5O12)単結晶。

IPC (2件)：

C30B 29/28 ,  H01S 3/08