特許
J-GLOBAL ID:200903044108661774

光増幅器の光サージ防止制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-147052
公開番号(公開出願番号):特開平9-331095
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】EDF光増幅器の制御方式に関し、光入力パワーの変動時における、光サージ出力の発生を防止し、またはサージ量を減少させることを目的とする。【解決手段】光ALCループにおいて、入力光を分岐した光から光入力パワーをモニタした信号を発生する光入力モニタ11と、光入力モニタ11からの入力信号に対して所定の演算を行って光入力パワーの変動を検出した信号を発生する入力変動検出回路12と、この検出信号と予め設定されたレベルとを比較する比較器13と、比較器13の出力信号に応じて基準電圧のレベルを切替える切替え器14とを備えて、光入力パワーの変動時、通常動作時の基準電圧に代えて入力変動時の基準電圧を発生し、この基準電圧によって光増幅器のALC制御を行うことによって、入力変動時に強制的に励起LDの電流を低下させて、入力光の立ち上がり時に出力されるサージ量を減少させるようにする。
請求項(抜粋):
入力光と励起LDからの光とを合波して光増幅器に入力して増幅された光出力を得るとともに、該光増幅器の出力光を分岐して光出力モニタ用PDにおいて電流信号に変換し、該電流信号を電圧信号に変換して基準電圧と比較して得られた誤差信号に応じて前記励起LDの電流源の電流を制御することによって、前記光増幅器の出力光のレベルを一定に保つ光ALCループにおいて、光入力パワーの変動時、前記基準電圧として、通常動作時の基準電圧に代えて、入力変動時の基準電圧を使用することによって、強制的に励起LDの電流を低下させることを特徴とする光増幅器の光サージ防止制御方式。

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