特許
J-GLOBAL ID:200903044115093536

車両用座席装置の調節及び固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-362841
公開番号(公開出願番号):特開2000-175759
出願日: 1998年12月21日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 センターシャフトを囲む一対の楔板がリクライニング調節時に浮いて外れる事態を防止した車両用座席装置の調節及び固定装置を提供する。【解決手段】 ベースプレート1に固定する固定プレート3と可動プレート5とは、エンボス加工による円形凸部3a,5aを有し、それぞれには内歯部3b及び外歯部5bを形成してある。ベースプレート1と固定プレート3にセンターシャフト7が両持ち支持され、可動プレート5にはセンターシャフト7が貫通する偏心孔5cが形成されている。この楔板9,9を離反する方向へ付勢するロックスプリング10がベースプレート1に固定したブッシュ2と回動プレート5の間に配置してある。このロックスプリング10が楔板9,9の外周側に当接し、ブッシュ2に設けたストッパー部2aが楔板9,9の内周側に当接することで楔板9,9の外れを防止している。
請求項(抜粋):
シートクッション側のベースプレートに固定されるとともに、このベースプレートに形成した軸受孔に圧入固定したブッシュの中心孔と同心の中心孔を形成した固定プレートと、この固定プレートに中心孔と同心でエンボス加工により形成した円形凸部と、この円形凸部の内周縁に形成した内歯部と、前記ベースプレートに固定したブッシュと固定プレートとに両持ちで回転可能に支持された回動操作可能なセンターシャフトと、シートバック側に固定されるとともに、前記ベースプレートと固定プレートとの間に配置されて前記センターシャフトを挿通する偏心孔が形成された可動プレートと、この可動プレートに前記偏心孔と同心でエンボス加工により形成された円形凸部と、この円形凸部の外周縁に形成した前記内歯部に噛合するこの内歯部よりも1歯少ない歯数の外歯部と、前記センターシャフトに形成されて前記偏心孔内に配置された係合部と、この係合部とともに偏心孔内に配置されてこの偏心孔をセンターシャフトの軸中心に対して偏心した位置に支持するガイドプレートと、このガイドプレートに重ねて前記偏心孔内に配置される一対の楔板と、この一対の楔板に両端部が係合して該楔板を離反するように付勢するとともに、その円環部が前記ブッシュと可動プレートとの隙間に介在された環状のロックスプリングと、前記ブッシュの中心孔の縁部を軸方向に突出して形成されてセンターシャフトの係合部に当接するとともに、この係合部の背面側小径部よりも大径に形成されたストッパー部とからなることを特徴とする車両用座席装置の調節及び固定装置。
Fターム (6件):
3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA03 ,  3B099CA17 ,  3B099CA30 ,  3B099CB06

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