特許
J-GLOBAL ID:200903044115727624
ルータ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050240
公開番号(公開出願番号):特開平5-252167
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】ルータ装置にISDN回線による負荷分散機能を設けて、転送量が回線容量を越えた場合における重要なフレームの転送を保証する。【構成】負荷率測定部12は、回線負荷を測定する。負荷分散制御部13は、回線負荷がフレーム破棄のおそれのある値に達した場合、ISDN回線制御部11よりISDN回線2を接続し、フレーム送信制御部10に負荷分散指示信号を出す。フレーム送信制御部10は、通常、全てのフレームを専用回線1に送信する。フレーム送信制御部10は、負荷分散信号を受け取ると、ルータ部14から負荷率測定部12経由で送られてくるフレームを、分散フレーム識別部9で規定された重要なフレームのみISDN回線2へ送信し、他は専用回線1へ送信する。従って、重要なフレームの転送は、常に保証される。
請求項(抜粋):
ローカルエリアネットワーク(LAN)を回線で接続し2台1組で使用するルータ装置において、フレームのルーティング処理を行うルータ部と、専用回線へのフレームの送受信を行う専用回線接続部と、ISDN回線へのフレームの送受信を行うISDN回線接続部と、専用回線への送信フレームを保持する専用回線キューと、ISDN回線への送信フレームを保持するISDN回線送信キューと、ISDN回線への接続及び切断を制御するISDN回線制御部と、LANへのフレームの送受信をおこなうLAN接続部と、前記ルータ部からの回線側に転送されるフレームの量を測定する負荷測定部と、負荷分散時にISDN回線へ転送するフレームを選択する条件を格納した分散フレーム識別部と、前記ルータ部から回線側に転送されるフレーム負荷分散制御部から分散指示信号が出力されていない場合すべて前記専用回線送信キューに転送し、負荷分散制御部から分散指示信号が出力されている場合に前記分散フレーム識別部の条件に従い、前記専用回線接続部と前記ISDN回線送信キューへフレームを振り分けて転送するフレーム送信制御部と、前記専用回線接続部と、前記ISDN回線接続部からフレームを受信しルータ部へ転送するフレーム受信部と、前記負荷測定部で測定して回線負荷がフレーム破棄の発生しない状態の上限値を越えた場合に、前記ISDN回線制御部にISDN回線接続指示を出し、ISDN回線の接続確認後に前記フレーム送信制御部へ分散指示信号を出力し、回線負荷がフレーム破棄の可能性のある下限値より十分低い設定値を下まわった場合に、分散指示信号の出力をやめ前記ISDN回線制御部に対しISDN回線切断指示信号を出力する負荷分散制御部から構成されるルータ装置。
IPC (3件):
H04L 12/28
, H04L 1/22
, H04L 12/66
FI (2件):
H04L 11/00 310 C
, H04L 11/20 B
引用特許:
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