特許
J-GLOBAL ID:200903044120856700

核磁気共鳴装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194474
公開番号(公開出願番号):特開平7-049369
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 観測試料の溶媒をNMR信号により識別し、その結果に基づいてロック条件、観測条件を変更する。【構成】 試料の観測に際して、ロックチャネル送信機1より試料がセットされたコイル9及びNMRが既知の参照液がセットされたコイル8にロック核のNMR励起信号を印加し(コイル9への信号印加は試料溶媒を励起させる意図で行われる)、この試料溶媒及び参照液のNMR信号をロックチャネル受信機3で検出し、演算装置7は、この試料溶媒のNMRに対する参照液NMRの化学シフトを求め、この化学シフト値に相当の試料溶媒を演算装置7に予め記憶した各種溶媒-化学シフトテーブルで検索して溶媒を識別し、これを基に観測励起パルス幅やロック条件を設定,校正する。
請求項(抜粋):
溶液試料を観測試料とする核磁気共鳴装置において、静磁場内に設置した観測試料の溶媒(以下、試料溶媒と称する)に核磁気共鳴励起信号を照射して該試料溶媒の核磁気共鳴信号を検出する手段と、観測試料と共に前記静磁場内に設置した核磁気共鳴周波数が既知の参照用の液体(以下、参照液と称する)に核磁気共鳴励起信号を照射して該参照液の核磁気共鳴信号を検出する手段と、前記参照液の核磁気共鳴信号に対する前記試料溶媒の核磁気共鳴信号の化学シフトから前記試料溶媒を識別する手段とを備えて成ることを特徴とする核磁気共鳴装置。
IPC (2件):
G01R 33/28 ,  G01R 33/389
FI (2件):
G01N 24/02 A ,  G01N 24/06 530 C

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