特許
J-GLOBAL ID:200903044135338764

耐磨耗性の優れた高炭素電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-124486
公開番号(公開出願番号):特開平8-295934
出願日: 1995年04月24日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】土砂、石炭のスラリー等、固体と液体との混合物のパイプ輸送用鋼管として好適な、優れた耐磨耗性を有し、経済的且つ能率的に製造し得る電縫鋼管をの製造方法を提供する。【構成】 C:0.40〜0.50wt.%、Si:0.15 〜0.30wt.%、Mn:0.75 〜1.20wt.%、S: 0.005wt.%以下、P:0.015wt.% 以下、残り:Feおよび不可避不純物からなる鋼を溶製し、0.75m/分以下の速度で連続鋳造してスラブを調製し、得られたスラブを1100〜1250°Cの温度に加熱し、800 °C以上の温度で熱間圧延した後、600 °C以上の温度で巻取って厚さ8mm 以上の熱延鋼帯を調製し、この熱延鋼帯を連続的にオープンパイプに成形しそして電縫溶接し、次いで溶接部を焼鈍した後、850 〜950°Cの温度に加熱し焼戻しを行うことなく製品電縫鋼管とする。
請求項(抜粋):
C :0.40〜0.50wt.%、Si:0.15〜0.30wt.%、Mn:0.75〜1.20wt.%、S :0.005wt.%以下、P :0.015wt.%以下、残り:Feおよび不可避不純物からなる鋼を溶製し、前記溶鋼を引抜き速度0.75m/分以下の条件で連続鋳造して、連続鋳造スラブを調製し、得られたスラブを1100〜1250°Cの温度に加熱し、800°C以上の温度で熱間圧延した後、600°C以上の温度で巻き取ることにより、厚さ8mm以上の熱延鋼帯を調製し、得られた熱延鋼帯を5°C以上の温度に保持しつつ、多段の成形ロールにより連続的にオープンパイプに成形し、次いで、前記オープンパイプを電縫溶接し、電縫溶接後、直ちに電縫溶接部を焼鈍し、焼鈍された電縫鋼管を 850〜950 °Cの温度に加熱した後、加熱された電縫鋼管をその内面より水冷し、焼戻しを行うことなく製品電縫鋼管とすることを特徴とする耐磨耗性の優れた高炭素電縫鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
FI (4件):
C21D 8/10 A ,  C21D 9/08 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/04

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