特許
J-GLOBAL ID:200903044136783109

射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225839
公開番号(公開出願番号):特開平6-064003
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】比較的大型で薄肉の樹脂製品を、ウェルドマークやフローマークを生じることなく、高品質なものとして成形することができる射出成形方法を提供する。【構成】同一の樹脂供給路5から複数の樹脂注入部3に溶融樹脂Aを分配・供給すると共に、複数の樹脂注入部3から所定の注入順位に従って溶融樹脂Aを金型1内のキャビティ2に射出注入する。第2順位の樹脂注入部3b,3bからの射出注入は、第1順位の樹脂注入3aから射出注入された溶融樹脂Aが樹脂注入部3b,3bの位置に達した後に行う。第2順位の樹脂注入部3b,3bからの射出注入を開始する際には、樹脂供給路5から各樹脂注入部3に分配・供給される溶融樹脂の総量を増加せしめる。
請求項(抜粋):
あらかじめ注入順位を定めた複数の樹脂注入部から溶融樹脂を射出注入可能に金型に設けられたキャビティと前記複数の樹脂注入部を連通して設けられた樹脂供給路とを備えた射出成形装置を用い、前記複数の樹脂注入部に前記樹脂供給路を介して溶融樹脂を分配・供給すると共に、該溶融樹脂を前記複数の樹脂注入部からその注入順位に従って前記キャビティに射出注入することにより樹脂製品を射出成形する方法において、前記複数の樹脂注入部のうち、第2順位以降の後順位の樹脂注入部から前記キャビティに溶融樹脂を射出注入する際に、当該後順位に先行する先行順位の樹脂注入部から前記キャビティに射出注入された溶融樹脂の流頭が当該後順位の樹脂注入部の位置に達した後に、当該後順位の樹脂注入部から前記キャビティへの溶融樹脂の射出注入を開始せしめ、この時、前記先行順位の樹脂注入部から前記キャビティに射出注入されている溶融樹脂量の急激な低下を抑制すべく当該先行順位の樹脂注入部と当該後順位の樹脂注入部とに前記樹脂供給路を介して分配・供給される溶融樹脂の総量を増加せしめることを特徴とする射出成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/28 ,  B29C 45/76 ,  B29L 31:30

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