特許
J-GLOBAL ID:200903044138362356

画像処理装置および画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307203
公開番号(公開出願番号):特開平5-120431
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 画像上における物体移動量の計測誤差による影響を小さく抑えて、その速度をより正確に分別可能にする。【構成】 物体の輪郭などの特徴を抽出する特徴抽出部1と、その輪郭の運動検出能力に関する拘束条件を判定する特徴分別部2と、分別した運動ベクトルまたはこれの法線成分の拘束線を速度ヒストグラム52上の点や線として、速度ヒストグラム作成部5で累積させて、その累積値のピークを出力させる。
請求項(抜粋):
撮像装置で撮像された連続する画像における物体の輪郭や濃度勾配などの特徴を抽出する特徴抽出部と、連続する上記画像間で上記特徴抽出部で抽出した特徴が一意に追跡できるかどうかを判定する特徴分別部と、該特徴分別部で一意に追跡可能と判断された場合に、連続する画像間で特徴の追跡あるいは対応点の探索を行い、直接的に運動ベクトルを計測する第1の移動量計測部と、上記特徴分別部において、一意に追跡不可能であるが、運動ベクトルの輪郭に垂直な法線成分のみが計測可能と判断された場合には、連続する画像間で運動ベクトルの輪郭に垂直な法線成分を計測する第2の移動量計測部と、上記第1の移動量計測部の出力である運動ベクトルを読み取り、それに相当する速度平面上の点にある値を累積し、かつ第2の移動量計測部の出力である運動ベクトルの法線成分を読み取り、それに相当する点を通過し、その運動ベクトルの法線成分に垂直な速度平面上の拘束線上のすべての点に、別な値を累積する拘束線描画部を内蔵した速度ヒストグラム作成部と、上記速度平面上に作成された速度ヒストグラムから一つまたは複数のピークを検出して出力する速度分別部とを備えた画像処理装置。

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