特許
J-GLOBAL ID:200903044146151887

エアシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-258443
公開番号(公開出願番号):特開2000-088114
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】簡易な構成によって、ハウジング内に存在する互いに異なる性質の流体を確実に混合させずに隔離できるエアシール装置を提供する。【解決手段】回転軸1とハウジング2の円筒面との間の隙間をエアシールし、そのシール部でハウジング内を2つのサンプ室4,5に分けるエアシール装置である。上記内筒面に圧縮空気が供給される2つの環状凹部6,7を形成する。その各環状凹部6,7に供給する圧縮空気の圧、環状凹部の軸方向両側の隙間部の隙間量及び隙間部の幅を調整することで、第1環状凹部6に供給された圧縮空気が第1サンプ室4側に、第2環状凹部7に供給された圧縮空気が第2サンプ室5側に流れるように、各環状凹部6,7の軸方向両側の上記隙間部22,23,26に圧力差を生じさせる。
請求項(抜粋):
回転軸と、その回転軸の外径面に近接して対向する円筒面をを有するハウジングとを備える機器における、上記回転軸と円筒面との間の隙間をシールして、そのシール部を境にハウジング内を軸方向両側の2つの空間に離隔するエアシール装置において、上記ハウジングの内筒面に対し、軸方向に配列しそれぞれ圧縮空気が供給される複数の環状凹部を形成すると共に、その複数の環状凹部を、軸方向途中位置を境に2つに区分けして、各環状凹部に供給する圧縮空気の圧力、環状凹部の軸方向両側にそれぞれ位置する上記内筒面と回転軸外径面とからなる隙間部の隙間量、その隙間部の幅、及び環状凹部の側壁形状のうちの少なくとも一つを調整することで、各環状凹部に供給された圧縮空気が、それぞれその環状凹部が属する区分に近い上記ハウジング内の空間側に向けて流出するように、各環状凹部の軸方向両側の上記隙間部に圧力差を生じさせたことを特徴とするエアシール装置。
Fターム (5件):
3J042AA04 ,  3J042BA03 ,  3J042CA15 ,  3J042CA30 ,  3J042DA11

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