特許
J-GLOBAL ID:200903044148737897

90度移相器、直交検波器および受信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115993
公開番号(公開出願番号):特開平9-307600
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】従来、周波数の低い領域では90度位相差が容易に得られるが、400MHz帯では素子の寄生成分の影響により難しい。また、衛星放送受信機の中間周波数は日本の402.78MHzと欧米の479.5MHzの2種類あり一つの90度移相器で対応することをより困難にし、直交検波器のIC化で2種類必要であった。【解決手段】90度移相器は、略45度進みの移相器11と、略45度遅れの移相器12と、出力振幅が等しい増幅器13,14と、ベクトル合成手段15,16とを設け、移相器11の出力信号と移相器12の出力信号とをそれぞれ出力振幅が等しい増幅器13,14に入力し、その出力をベクトル合成手段15,16で合成する。
請求項(抜粋):
デジタル変調入力信号と、周波数が上記デジタル変調入力信号の搬送周波数と同じで位相が互いに90度異なる二つの搬送波信号とを乗算する直交検波器に用いる90度移相器において、第一の移相器と、第二の移相器と、出力振幅が等しい増幅器と、ベクトル合成手段を具備し、第一の移相器の出力信号と第二の移相器の出力信号とをそれぞれ出力振幅が等しい増幅器に入力し、その出力を上記ベクトル合成手段で合成し、上記ベクトル合成手段より位相が互いに90度異なる出力信号を得られることを特徴とする90度移相器。
IPC (2件):
H04L 27/227 ,  H03D 3/06
FI (2件):
H04L 27/22 B ,  H03D 3/06 B

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