特許
J-GLOBAL ID:200903044159388827

射出成形装置および射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302754
公開番号(公開出願番号):特開平11-235737
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 5層モールド成形が少なくとも部分的に同時射出によって可能な弁ゲート式マルチキャビティ射出成形装置を提供する。【解決手段】 本発明の射出成形装置においては、作動機構に接続された4つの液圧管路138〜144から供給される液圧が、細長い弁部材112を異なった4つの位置の間で往復運動させる。第1の閉位置においては弁部材112の前端部116がゲート32に嵌合する。第2の位置においては弁部材112が後退されられ、PETの最初の量が外側環状溶融物チャネル68からゲート32を通って流れる。次いで、弁部材112は第3の位置までさらに後退されられ、PETと内側環状チャネル66からの障壁材料とが同時に流れる。さらに弁部材112は一杯に開放した第4の位置まで後退させられ、中央溶融物チャネル56からPETが同時に流れる。
請求項(抜粋):
前面を有した少なくとも一つの溶融物分配マニホルドと、この溶融物分配マニホルドに当接した後端と、金型内のキャビティに至るゲートに隣接した前端とを有すると共に、前記後端から前記前端まで貫通して延びる第1の中央溶融物チャネルと第2および第3の溶融物チャネルとを有する、金型内に取り付けられた複数の加熱ノズルと、後端部と、前記溶融物分配マニホルドを通って各加熱ノズル内の前記第1の中央溶融物チャネル内へ延びる前端部とを有すると共に、前記後端部が前記金型内に取り付けられた弁部材作動機構に作動的に接続された細長い弁部材と、前記溶融物分配マニホルド内で分岐し、各加熱ノズル内の前記第1の中央溶融物チャネル内で前記細長い弁部材の周りに延びると共に、各加熱ノズル内の前記第3の溶融物チャネルを通って前記ゲートへ延びる、第1の溶融物供給源から溶融物を移送するための第1の溶融物流路と、前記溶融物分配マニホルド内で分岐し、各加熱ノズル内の前記第2の溶融物チャネルを通って前記ゲートへ延びる、第2の溶融物供給源から溶融物を移送するための第2の溶融物流路とを備えた多層モールド成形のためのマルチキャビティ・スプルーゲート射出成形装置において、連続した所定の射出サイクルに従って前記細長い弁部材を第1の閉鎖位置と第2、第3および第4の位置との間で往復運動させる前記各弁部材作動機構が、(a)所定の時間の間、前記第1の溶融物供給源からの溶融物の流れが加熱ノズル内の第3の溶融物チャネルおよび前記ゲートを通って流れてキャビティに至ることを許容するように前記細長い弁部材の前端部が十分に後退した第2の位置まで、前記細長い弁部材を第1の閉鎖位置から後退させるための手段と、(b)前記第2の溶融物供給源から前記加熱ノズル内の前記第2の溶融物チャネルを通る溶融物の流れと、前記第1の溶融物供給源から前記加熱ノズル内の前記第3の溶融物チャネルを通る溶融物の流れとが、所定の時間の間、同時に前記ゲートを通って前記キャビティに至ることを許容するように前記細長い弁部材の前端部が十分に後退した前記第3の位置まで、前記細長い弁部材をさらに後退させるための手段と、(c)前記第1の溶融物供給源から前記加熱ノズル内の中央溶融物チャネルを通る溶融物の流れと、前記第2の溶融物供給源から前記加熱ノズル内の第2の溶融物チャネルを通る溶融物の流れと、前記第1の溶融物供給源から前記加熱ノズル内の第3の溶融物チャネルを通る溶融物の流れとが、前記キャビティがほぼ充填されるまで、同時に前記ゲートを通ることを許容するように前記細長い弁部材の前端部が十分に後退した第4の一杯に後退された開放位置まで、前記細長い弁部材をさらに後退させる手段と、(d)前記キャビティが充填されるまで、前記細長い弁部材を前記第2の位置に復帰させる手段と、(e)前記細長い弁部材の前端部が前記ゲートに嵌合して成型品の放出を許容する前記第1の閉鎖位置まで、前記細長い弁部材を前方に向かって移動させる手段と、を備えることを特徴とする射出成形装置。
IPC (5件):
B29C 45/28 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/53 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76
FI (5件):
B29C 45/28 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/53 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76

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