特許
J-GLOBAL ID:200903044163075698

慣性体反転防止弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148542
公開番号(公開出願番号):特開平5-321907
出願日: 1992年05月15日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 油圧モータの慣性回転が停止した後に油圧モータが反転するのを防止する。【構成】 2ポート3位置の反転防止弁21を主管路4A,4B間に管路24A,24B等を介して接続し、ばね29により反転防止弁21を初期閉弁位置(a)に常時付勢する。油圧モータ1の慣性回転時にはシャトル弁35を介した高圧でピストン31を押動することにより、反転防止弁21を他の閉弁位置(c)に切換えさせ、慣性回転の停止時に反転防止弁21を開弁位置(b)に絞り34Aにより一定時間保持する。
請求項(抜粋):
慣性体駆動用の油圧モータに接続される一対の主管路間に配設され、スプ-ル摺動穴の軸方向に離間して前記各主管路に連通する一対のポートが形成された弁ケーシングと、該弁ケーシングのスプ-ル摺動穴に挿嵌され、前記各ポート間を絞り通路を介して連通、遮断するスプ-ルと、該スプ-ルの一端側と前記弁ケーシングとの間に形成される油室と、前記スプ-ルの他端側と弁ケーシングとの間に形成されたばね室と、該ばね室内に設けられ、前記スプ-ルを初期閉弁位置に復帰させるべく、前記スプ-ルを油室側に向けて常時付勢したばねと、前記油室側に配設され、前記各主管路のうち、高圧側の圧油がパイロット圧として供給されることにより、前記スプ-ルを該ばねに抗して他の閉弁位置となるストロークエンドまで摺動変位させるピストンと、前記油室内をタンクに接続し、前記ばねによりスプ-ルがストロークエンドから初期閉弁位置に復帰するときに、前記油室からタンクに流出する油液を絞ることにより、前記ストロークエンドと初期閉弁位置との間で前記スプ-ルの開弁時間を延ばす絞り管路とから構成してなる慣性体反転防止弁。
IPC (2件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22

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