特許
J-GLOBAL ID:200903044184608335

方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292676
公開番号(公開出願番号):特開平8-143964
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】 方向性けい素鋼板を製造するに際し、i) 冷間圧延を、ロール径が 300〜400 mmの圧延ロールを用いたタンデム圧延で行う。ii) 脱炭焼鈍の昇温過程および均熱過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比P(H2O)/P(H2)を調整し、均熱過程におけるP(H2O)/P(H2)を 0.7未満とする一方、昇温過程におけるP(H2O)/P(H2)を均熱過程のそれよりも低く設定する。【効果】 従来、優れた磁気特性を得ることが難しいとされた、ロール径が300mm以上のタンデム圧延による1回冷延法の適用が可能となり、その結果、優れた磁気特性を有する方向性けい素鋼板の効率良い製造が可能となった。
請求項(抜粋):
AlおよびNを主インヒビター成分として含有する方向性けい素鋼用スラブを、熱間圧延し、ついで熱延板焼鈍後、1回の冷間圧延により最終板厚としたのち、脱炭焼鈍を施し、ついで焼鈍分離剤を塗布してから、最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程によって方向性けい素鋼板を製造するに際し、i) 冷間圧延を、ロール径が 300〜400 mmの圧延ロールを用いたタンデム圧延で行うこと、ii) 脱炭焼鈍の昇温過程および均熱過程における水素分圧に対する水蒸気分圧の比P(H2O)/P(H2)を調整し、均熱過程におけるP(H2O)/P(H2)を 0.7未満とする一方、昇温過程におけるP(H2O)/P(H2)を均熱過程のそれよりも低く設定することを特徴とする方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501

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