特許
J-GLOBAL ID:200903044185884620

複合ヘリコプタ用動力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077689
公開番号(公開出願番号):特開平5-280375
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】本発明は回転翼機モードから固定翼機モードへの切換が連続的に滑らかに、かつ高効率で行なうことができる複合ヘリコプタ用動力装置を提供することを目的とする。【構成】遊星歯車装置7の太陽歯車10、リング歯車8及び遊星キャリア9をそれぞれ入力軸、出力軸および油圧ポンプ/モータ11に結合することにより得られる差動式減速装置、をエンジンの推力ファン駆動装置に用いる。そして、回転翼を駆動する伝達装置に可変容積式油圧ポンプ/モータ15を結合するとともに油圧ポンプ/モータ11,15の吸込側と吐出側を相互に配管19で結合して可変容積式油圧ポンプ15の流量を制御することにより推力ファン14の回転速度を変化させる。推力ファン14は回転翼機モードでは停止させ、固定翼機モードでは高速にし、中間的モードでは中速を無段階に選定できるようにする。
請求項(抜粋):
固定翼機モードと回転翼機モードの各モードに応じて同一のエンジンから出力を抽出できるコンバーチィブルエンジンにおいて、該エンジンの一部をなす推力ファン(14)は遊星歯車装置(7)を介して出力タービン(2)により駆動されるとともに、該エンジンの出力タービンの動力は延長軸(4)及びトランスミッション(5)を介して回転翼(6)を駆動し、前記遊星歯車装置(7)はリング歯車(8)と遊星キャリア(9)と太陽歯車(10)からなるとともに、太陽歯車(10)は出力タービン(2)に、リング歯車(8)(又は遊星キャリア(9))は推力ファン(14)に、遊星キャリア(9)(又はリング歯車(8))は隣接の油圧ポンプ/モータ(11)に各々回転結合し、前記延長軸(4)はトランスミッション(5)の駆動系統中に設けた油圧ポンプ/モータ(15)に回転結合し、前記両油圧ポンプ/モータ(11,15)の少なくとも一方が可変容積式であり、かつ、両油圧ポンプ/モータ(11,15)の吸込側と吐出側が各々油圧配管(19)により結合され、作動軸が油圧ポンプ/モータ(11,15)の間を循環できることを特徴とする複合ヘリコプタ用動力装置。
IPC (3件):
F02C 7/36 ,  B64C 27/26 ,  B64D 35/00

前のページに戻る