特許
J-GLOBAL ID:200903044195016286

フィブリン糊製剤の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053656
公開番号(公開出願番号):特開平11-246421
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 フィブリン糊を短時間で抽出できる方法及び凍結解凍装置を提供する。【解決手段】 全血収容部101から濾過部102に全血を送給し、該送給側である濾過部の第1の面側に血球部分を残し、該第1の面の裏側の第2の面側に血漿を取り出し、濾過部の第2の面側に連通した冷却・加熱処理部103,110,111,112において凍結・解凍を行ない、得られたフィブリン糊及び血漿を濾過部の第2の面側から送り、該第2の面側にフィブリン糊を残し、前記第1の面側へ血漿を取り出した後、所定量の血漿を用いて前記第2の面を逆洗浄することによりフィブリン糊を回収する。
請求項(抜粋):
全血を血球部分と血漿とに分離する血漿分離工程と、該血漿分離工程によって分離された血漿を凍結する凍結工程と、該凍結工程によって凍結された血漿を解凍する解凍工程と、前記凍結・解凍工程によって生成したフィブリン糊を血漿から分離するフィブリン糊分離工程と、該フィブリン糊分離工程によって分離されたフィブリン糊を回収するフィブリン糊回収工程とを備えているフィブリン糊製剤の製造方法において、前記血漿分離工程は、全血収容部から濾過部に全血を送給し、該送給側である濾過部の第1の面側に血球部分を残し、該第1の面の裏側の第2の面側に血漿を取り出すことによって行われ、前記凍結工程及び前記解凍工程は、前記濾過部の第2の面側に連通した冷却・加熱処理部において行われ、前記フィブリン糊分離工程は、前記凍結・解凍工程によって得られたフィブリン糊及び血漿を前記濾過部の前記第2の面側から送り、該第2の面側にフィブリン糊を残し、前記第1の面側へ血漿を取り出すことによって行われ、前記フィブリン糊回収工程は、所定量の血漿を用いて前記第2の面を逆洗浄することにより行われることを特徴とするフィブリン糊製剤の製造方法。
IPC (2件):
A61K 35/16 ADT ,  A61L 25/00
FI (2件):
A61K 35/16 ADT ,  A61L 25/00 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-086251
  • 特表平7-501517
  • 特開平2-077265
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