特許
J-GLOBAL ID:200903044197384789

文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福山 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-025125
公開番号(公開出願番号):特開平11-213096
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】個人筆記者に適応した認識系を構築する際に、個人用に新しく標準文字を登録することなく、また、複数の利用者に対しても簡単に適応可能な文字認識装置を提供する。【解決手段】認識結果が誤りだった文字パターン自体を記憶して新しい個人用標準文字特徴とするかわりに、予め定められた標準文字特徴からの距離値の範囲を認識結果の修正用テーブルとして記憶する。文字認識の結果と、予め定められた標準文字特徴からの距離値の範囲を記憶した修正用テーブルとを照合して認識結果の修正を行うので、個人用標準文字特徴を追加するために必要な多大なメモリーを消滅可能である。また、予め定められた標準文字特徴に対する修正を行わないので、複数の筆記者に対して個人用に適応した認識系を準備することも容易に行える。
請求項(抜粋):
文字パターンを入力して認識を行なう文字認識装置において、二値化された文字パターンを入力する入力部と、入力された前記文字パターンから文字特徴を抽出する特徴抽出部と、標準文字の特徴を記憶する文字認識辞書記憶部と、前記標準文字特徴と前記文字特徴を照合し、前記文字パターンのそれぞれを特定する文字コードと前記文字特徴と前記標準文字特徴の間の距離値を得て距離値の小さい順に初期認識結果として出力する距離値計算部と、前記初期文字認識結果に基づいて、前記初期認識結果を自動修正するかどうかを決定する認識制御部と、各文字種について複数の前記標準文字特徴からの距離値の範囲を修正距離範囲テーブルとして記憶する個人用修正テーブル記憶部と、前記認識制御部で前記初期認識結果を自動修正するべきと判定されたときに前記距離値計算部で得られた前記標準文字特徴との間の前記距離値と前記修正距離範囲テーブルを照合し、前記初期認識結果を修正して最終認識結果を算出し前記認識制御部で前記初期認識結果を自動修正するべきでないと判定されたときに前記初期認識結果を最終認識結果に置き換える認識結果修正部と、前記最終認識結果を出力する出力部と、を備えて成ることを特徴とする文字認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/62 640 ,  G06K 9/68
FI (2件):
G06K 9/62 640 A ,  G06K 9/68 G

前のページに戻る