特許
J-GLOBAL ID:200903044213040033

蓄圧式燃料噴射装置の安全弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318087
公開番号(公開出願番号):特開平10-159678
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 小型でかつ100〜150MPaのような超高圧の油圧作用力が働く条件下においても確実に作動するバルブ構造を提供する。【解決手段】 制御ポート10の弁座8よりもわずかに小径のものとして弁体6の内部に形成されたシリンダ60と、そのシリンダ60内に摺動可能に液密に挿入されたバランスロッド9とを構成要素としているので、超高圧の燃料圧力が制御ポート10にかかっても、弁体6の開弁力は極く小さくてすむ。このため、弁体6を閉弁位置に向かって付勢するスプリング7のばね力は弱くてすむので小さなスプリング7を用いればよく、その結果安全弁3の小型化がはかれるという効果がある。
請求項(抜粋):
高圧に加圧された燃料を蓄圧容器内に収容し、この燃料を電気的に制御される燃料噴射弁によって内燃機関の各気筒内へ噴射する蓄圧式燃料噴射装置において、弁座を形成すると共に前記蓄圧容器の内部と低圧側のリターンとの間を連通し得る制御ポートと、先端において該制御ポートを開閉する弁体と、該弁体を閉弁位置に向かって付勢するスプリングと、前記制御ポートの前記弁座よりもわずかに小径のものとして前記弁体の内部に形成されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に液密に挿入されたバランスロッドと、前記シリンダと前記バランスロッドによって形成される圧力室と、前記弁体の先端部に穿設されて前記制御ポートと前記圧力室とを常時連通している連通路とよりなり、前記蓄圧容器に装着される安全弁。
IPC (5件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/02 ,  F02M 59/44 ,  F16K 17/04 ,  F02M 47/02
FI (5件):
F02M 55/02 350 E ,  F02M 55/02 350 P ,  F02M 59/44 Z ,  F16K 17/04 A ,  F02M 47/02

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