特許
J-GLOBAL ID:200903044224399513

多光子励起レ-ザ顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-061495
公開番号(公開出願番号):特開平11-326775
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】光路上に選択的に配置可能な光学部材の光路長に応じて、容易に最適な条件で観察が可能なレーザ顕微鏡を提供する。【解決手段】多光子励起走査型レーザ顕微鏡は、波長幅を有するパルスレーザビームを発振するレーザ光源4を有する。パルスレーザビームの照射により標本Sは多光子励起現象で蛍光する。レーザビームの光路を形成する光学系3は、プレチャープコンペンセータ6と、走査光学ユニット7と、光路上に択一的に配置可能な倍率の異なる複数の対物レンズ14a、14b、14cと、を有する。光学系3は、対物レンズのいずれを選択した場合にも、断面S’におけるレーザビームのパルス幅を一定にするための補正機構22を有する。補正機構22は、光路上に択一的に配置可能な複数の補正板23a、23b、23cを有する。
請求項(抜粋):
観察対象の標本を配置するための配置部と、多光子励起現象により蛍光を発するように前記標本を励起するためのパルスレーザビームを出射するためのレーザ光源と、前記標本の蛍光を検出するための検出器と、前記レーザ光源から前記標本へ前記パルスレーザビームを導くために前記パルスレーザビームの光路を形成する光学系と、を具備し、前記光学系は、前記パルスレーザビームが前記光学系を通過する際に、前記パルスの波長幅に起因して生じる前記パルスレーザビームのパルス幅の広がりを抑制するため、前記光路上に配設されたプレチャープコンペンセータと、前記光路上に選択的に配置可能な光学部材と、前記光学部材の光路長に対応し、前記光学系の焦点面における前記パルスレーザビームのパルス幅が一定となるように前記光路の光路長を補正するための光学的補正手段を具備する補正機構と、を有することを特徴とする多光子励起レーザ顕微鏡。
IPC (3件):
G02B 21/06 ,  G01N 21/64 ,  G02B 21/02
FI (3件):
G02B 21/06 ,  G01N 21/64 E ,  G02B 21/02 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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