特許
J-GLOBAL ID:200903044224572363

アナログデイジタル変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224970
公開番号(公開出願番号):特開平6-053836
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】本発明は、オーバサンプリング-デルタ-シグマ変調型のアナログデイジタル変換回路において、いわゆるアイドルトーンの発生がなく、かつSN比が向上する。【構成】オーバサンプリング-デルタ-シグマ変調型のアナログデイジタル変換回路の量子化手段及び逆量子化手段を多ビツトのアナログデイジタル変換手段及びデイジタルアナログ変換手段によつて構成し、このデイジタルアナログ変換回路に生じる量子化誤差を1ビツトのアナログデイジタル変換手段及びデイジタルアナログ変換手段によつて構成されるデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段によつて打ち消す。これにより従来多ビツト方式において量子化精度を劣化させていた量子化誤差を打ち消すことができ、1ビツト方式と同程度の精度が得られ、かつ無信号時におけるアイドルトーンのないアナログデイジタル変換回路を容易に得ることができる。
請求項(抜粋):
オーバサンプリング-デルタ-シグマ変調型のアナログデイジタル変換回路において、量子化手段及び逆量子化手段を多ビツトのアナログデイジタル変換手段及びデイジタルアナログ変換手段によつて構成する第1のデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段と、上記第1のデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段の入力端に負帰還されるアナログ信号を入力し、当該アナログ信号に基づいて当該第1のデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段より出力される第1のフイルタ出力の量子化誤差を打ち消してデイジタルデータとして出力する量子化誤差補正手段とを具え、上記量子化誤差補正手段は、量子化手段及び逆量子化手段を1ビツトのアナログデイジタル変換手段及びデイジタルアナログ変換手段によつて構成する第2のデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段と、当該第2のデルタ-シグマ変調型アナログデイジタル変換手段の第2のフイルタ出力と上記第1のフイルタ出力との差分より上記第1のフイルタ出力に重畳する量子化誤差を検出する量子化誤差検出手段と、上記量子化誤差検出手段によつて検出された量子化誤差を上記第1のフイルタ出力より減算し、上記デイジタル信号として出力する誤差成分除去手段とを有することを特徴とするオーバサンプリング-デルタ-シグマ変調型のアナログデイジタル変換回路。

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