特許
J-GLOBAL ID:200903044226388306

TDMAデータ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088838
公開番号(公開出願番号):特開平7-297871
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 TDMAデータ受信装置においてシンボル識別点の検出および自動周波数制御を行う。【構成】 RAM10から読み出した受信データをスイッチ12を経てI,Qとして出力し、位相補償回路18を通して判定回路19,20により判定値Id,Qdを求める。次に相関演算回路14を用い、情報シンボルデータの区間についてのI,QとId,Qdの間の複素相関値Ψd、および同期ワードの区間についてのI,Qと同期ワード発生回路15から出力される既知同期ワードのベースバンド信号値の間の複素相関値ΨSW、およびトータルの複素相関値の相関パワー|Ψt|を求める。選択回路16において、相関パワー|Ψt|最大のサンプル点を決定し、これをシンボル識別点としてスイッチ12でサンプリングを行う。選択回路16では、前記最大サンプル点での複素相関値ΨSWの値を周波数オフセットによる位相誤差量として検出し平均化して、I,Q信号の位相補償を行う。
請求項(抜粋):
フレーム同期受信時、ベースバンド遅延検波後の受信データと既知の同期ワードとの相関をとることにより、シンボル識別点の検出および周波数オフセットに起因した位相誤差を補償し、自動周波数制御を行うTDMAデータ受信装置において、選択回路で推定された周波数オフセットに起因する位相誤差θeの受信スロット間でのばらつきを抑え、前記位相誤差θeの推定精度を高めるために、各受信スロットで得られる前記位相誤差θeの値のスロット間での平均値を計算し、その結果を前記位相誤差θeの推定値として位相補償回路へ供給するスロット間平均回路を前記選択回路と前記位相補償回路の間に設けたことを特徴とするTDMAデータ受信装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04J 3/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-200043
  • 特開昭62-036944

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