特許
J-GLOBAL ID:200903044228557210

トランスミッション用密封板付転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-308648
公開番号(公開出願番号):特開2002-115724
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 回転抵抗を低減できると共に、再利用並びに軽量化を図り易く、しかも軸受寿命を十分に確保できる構造を、低コストで実現する。【解決手段】 外輪5の両端部内周面に形成した係止溝9、9に、1対の密封板10a、10aの外周縁部を係止すると共に、これら各密封板10a、10aの内周縁部を内輪3の両端部外周面に、微小隙間19、19を介して対向させる。上記各密封板10a、10aの直径方向に関するこの微小隙間19、19の幅d19を、0.2mm以下、好ましくは0.1mm以下に規制する。同時に、上記各密封板10a、10aの軸方向に関する上記微小隙間19、19の長さL19を、0.2mm以上に規制する。
請求項(抜粋):
外周面の軸方向中間部に内輪軌道を有する内輪と、内周面の軸方向中間部に外輪軌道を有する外輪と、これら内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、全体を円輪状に形成され、上記外輪の内周面と上記内輪の外周面との間で上記各転動体を設置している空間の両端開口を塞ぐ1対の密封板とを備えたトランスミッション用密封板付転がり軸受に於いて、上記1対の密封板のうちの少なくとも一方の密封板は、内、外両周縁部のうちの一方の周縁部を、上記内輪の端部外周面と上記外輪の端部内周面とのうちの一方の周面に係止すると共に、上記内、外両周縁部のうちの他方の周縁部を、上記内輪の端部外周面と上記外輪の端部内周面とのうちの他方の周面に対して微小隙間を介して対向させたものであり、且つ、当該密封板の直径方向に関するこの微小隙間の幅を0.2mm以下とすると共に、当該密封板の軸方向に関するこの微小隙間の長さを0.2mm以上とした事を特徴とするトランスミッション用密封板付転がり軸受。
Fターム (3件):
3J016AA01 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02

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