特許
J-GLOBAL ID:200903044235742236

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055102
公開番号(公開出願番号):特開平7-067335
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 軽負荷時での効率を上げること。【構成】 スイッチング素子Q1 のターンオフ時に出力巻線N3 に正の電圧を発生させ、トランジスタQ4 をオンさせる。これによりトランジスタQ3 がオンし、コンデンサC6 を充電する。この電圧によりトランジスタQ6 ,Q5 がオンすることでスイッチング素子Q1 及びトランジスタQ4 をオフさせる。コンデンサC6 、抵抗R1 3 〜R1 5 の時定数により、コンデンサC6 の電荷がある程度放電するまで、ある一定時間この状態を保つ。この時間を調整することで、スイッチング素子Q1 のターンオフの時間を、ある一定以上できる。従って、スイッチング素子Q1 のスイッチング周波数を、ある周波数以上にならないようにできる。そのため、スイッチング素子Q1 のスイッチング回数を減少させることができ、その結果、軽負荷時のロスを減少させることができる。
請求項(抜粋):
1次巻線(NP )、出力巻線(N2 )及び帰還巻線(NB )を有する出力トランス(T)と、上記出力トランス(T)の1次巻線に一端が接続され帰還巻線に制御端子を接続した発振用のスイッチング素子(Q1 )と、出力トランス(T)の出力巻線(N2 )に接続された整流回路とを備えたリンギング・チョーク・コンバータ方式のスイッチング電源装置において、上記スイッチング素子(Q1 )のスイッチング周波数を、ある周波数以上にならないように抑制する制御手段を備え、該制御手段を、上記出力トランス(T)に設けた出力巻線(N2 )と同極性に巻装した第2の出力巻線(N3 )と、この第2の出力巻線(N3 )に発生した電圧によりオンする第1のスイッチ素子(Q4 )と、この第1のスイッチ素子(Q4 )のオン動作によりオン駆動される第2のスイッチ素子(Q3 )と、この第2のスイッチ素子(Q3 )のオン動作により充電されるコンデンサ(C6 )及び抵抗(R1 3 )〜(R1 5 )からなる時定数回路と、この時定数回路により所定時間上記第1のスイッチ素子(Q4 )をオフさせる第3のスイッチ素子(Q5 )と、上記時定数回路により上記スイッチング素子(Q1 )の制御端子をLレベルにして該スイッチング素子(Q1 )を所定時間オフ状態に維持する第4のスイッチ素子(Q6 )とで構成したことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/338 ,  H02J 1/00 308 ,  H02M 3/28

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