特許
J-GLOBAL ID:200903044247318014

立体映像データの発生方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-303583
公開番号(公開出願番号):特開2004-104742
出願日: 2002年09月11日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】手前に飛び出してくる映像と同時に奥行き感が豊富な立体映像とを作成するソフト手法と装置を提供する。【解決手段】表示画面に左・右眼用映像とを交互に表示し、これと同期して開閉する眼鏡によって、観察者が立体映像を認識する。この左右映像データを作成するため、まず、2次元映像データを構成する各画素には、座標データに加えて奥行きデータを持たせる。この奥行きデータの所定の値を左右の目の光軸が交差する基本位置Pとして設定する。この基本位置より奥行きデータが小さい領域を正領域B1、B2とし、基本位置Pより奥行きデータが大きい領域B3、B4を負領域とする。正領域から左目用の正方向比例データL1、L2をシフト装置で作成し、次に、基本領域Pから左目用のデータを作成し、更に負領域から左目用の逆方向反比例データL3、L4をシフト装置で作成する。これらを左目用のデータとする。同様に右目用のデータを作成する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
電子式表示画面に左右の眼に対応した左眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、これらの表示と同期して開閉する眼鏡を左右の眼に掛けて前記映像をみることで、観察者が立体映像を認識する立体映像表示装置に提供される立体映像データを発生する方法において、 2次元映像データを構成する各画素には、座標データに加えて近景から遠景方向に数値が変化した奥行きデータを持たせ、この奥行きデータの所定の値を左右の目の光軸が交差する基本位置として入力装置により設定し、中央演算装置がこの基本位置より前記奥行きデータが小さい領域を正領域とし、奥行きデータが一定となるこの基本位置を基本領域とし、この基本位置より前記奥行きデータが大きい領域を負領域として3分割して分割メモリに格納し、この分割メモリから前記正領域を読み出して左または右目用の正方向比例データをシフト装置で作成し、 次に前記中央演算装置の指令により、 前記基本領域を読み出して左または右目用のデータを作成し、更に前記負領域を読み出して左または右目用の逆方向反比例データを前記シフト装置で作成し、 これら左または右目用のデータを左または右目用のメモリに格納し、 前記正領域を分割メモリから再度読み出して右または左目用の正方向比例データを前記シフト装置で作成し、次に前記基本領域を読み出して右または左目用のデータを作成し、更に前記負領域を読み出して右または左目用の逆方向反比例データを前記シフト装置で作成し、これら右または左目用のデータを右または左目用のメモリにそれぞれ格納することを特徴とする立体映像データの発生方法。
IPC (2件):
H04N13/04 ,  G06T17/40
FI (2件):
H04N13/04 ,  G06T17/40 F
Fターム (11件):
5B050AA09 ,  5B050BA15 ,  5B050EA13 ,  5B050FA06 ,  5C061AA03 ,  5C061AA14 ,  5C061AA21 ,  5C061AB12 ,  5C061AB14 ,  5C061AB17 ,  5C061AB20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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