特許
J-GLOBAL ID:200903044250543835

合成開口レーダシステムおよびその高精細画像化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359868
公開番号(公開出願番号):特開2003-161779
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 合成開口レーダ(SAR)システムによって、船舶等の動揺を持つ移動物体の精細な画像化処理を可能にする手段を提供する。【解決手段】 ブロック分割部220は、レンジ圧縮後データ13をレンジ圧縮後データブロック130に分割する。圧縮パラメータ算出部223は、フライトパラメータ11と目標データとから、各レンジ圧縮後データブロック130の各々に対してレンジ・アジマス両方の相対運動推定を行い、当該ブロックに最適な圧縮パラメータ110を算出する。アジマス圧縮部221は、圧縮パラメータ算出部223から圧縮パラメータ110を受け取り、それに基づいて各レンジ圧縮後データブロック130に対してアジマス圧縮を行う。画像合成部224は、ブロック画像生成ループ1301から出てきた全てのアジマス圧縮後データブロック131に対し、蓄積と接続を行い、アジマス圧縮後データ14を構成する。
請求項(抜粋):
移動するプラットフォームに搭載されたアンテナからその進行方向測方に電波を発射するとともにその反射波を受信することにより得られるアンテナ正面方向(レンジ)および前記プラットフォームの進行方向(アジマス)の2次元に広がった受信データを、レンジおよびアジマス方向に圧縮しつつ画像データとして再生する合成開口レーダシステムにおいて、前記レンジ方向に圧縮されたデータをレンジおよびアジマスの両方向にわたってそれぞれ複数に分割することにより、目標データを複数のレンジ圧縮後データブロックに分割するブロック分割部と、前記プラットフォームのフライトパラメータと目標データとから、前記レンジ圧縮後データブロックの各々に対してレンジ・アジマス両方の相対運動推定を行い、前記レンジ圧縮後データブロックの各々に最適な圧縮パラメータを算出する圧縮パラメータ算出部と、前記ブロック分割部から出力された前記レンジ圧縮後データブロックの各々に対応して算出された前記圧縮パラメータにより前記レンジ圧縮後データブロック毎に前記アジマス方向の圧縮処理を行ってアジマス圧縮後データブロックを出力するアジマス圧縮部と、前記アジマス圧縮部から出力されるすべての前記アジマス圧縮後データブロックの蓄積と接続を行い、アジマス圧縮後データを生成する画像合成部と、を備えていることを特徴とする合成開口レーダシステム。
Fターム (11件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE02 ,  5J070AE07 ,  5J070AF06 ,  5J070AH04 ,  5J070AK13 ,  5J070AK39 ,  5J070BA01 ,  5J070BE02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-116282

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