特許
J-GLOBAL ID:200903044254089373

LPGエンジンの燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230407
公開番号(公開出願番号):特開平6-081691
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】外気導入により出力向上を図りながら、走行風に起因する動圧の影響を排除して燃料取り込みを常に安定化させ、加速初期の出力確保を図る。【構成】LPGエンジン1における吸気口3aを車両VHの前方へ向けて開口させ、レギュレータ13からの主燃料をベンチュリ4での発生負圧に基づき吸気通路2へ導出させる。又、吸気通路2に補助燃料を噴射するインジェクタ17を設ける。ECU39は、吸気圧センサ34及び車速センサ38の検出結果に基づき、走行風に起因する動圧の影響により不足する主燃料の不足分を演算する。又、ECU39は、その演算結果に基づいてインジェクタ17を駆動制御して補助燃料を噴射させる。従って、又,LPGエンジン1には、常に比較的温度の低い外気が導入される。又、走行風に起因する動圧の影響により主燃料が不足するような場合には、補助燃料の噴射分により主燃料の不足分が補われる。
請求項(抜粋):
液化石油ガスを燃料とするエンジンの吸気系に設けられたベンチュリと、前記吸気系において車両の前方へ向けて開口された吸気口と、前記液化石油ガスよりなる高圧燃料を導入して気化させると共に大気圧近くまで調圧し、その調圧された燃料を主燃料として前記ベンチュリでの発生負圧に基づき前記吸気系へ導出するレギュレータと、前記吸気系へ補助燃料を噴射する補助燃料噴射手段と、前記吸気系における吸気量相当値を検出する吸気量相当値検出手段と、前記車両の速度を検出する車速検出手段と、前記吸気量相当値検出手段及び前記車速検出手段の検出結果に基づき、前記車両の走行風に起因する動圧の影響により前記吸気系で不足する主燃料の不足分を演算する不足燃料演算手段と、前記不足燃料演算手段の演算結果に基づいて前記補助燃料噴射手段を駆動制御する燃料補充制御手段とを備えたことを特徴とするLPGエンジンの燃料制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 330 ,  F02M 21/02 301

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