特許

J-GLOBAL ID：200903044256371440

自動車のシート制御装置

発明者： 福田 修
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 松浦 憲三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-311441
公開番号（公開出願番号）：特開2005-075284
出願日： 2003年09月03日
公開日（公表日）： 2005年03月24日
要約：

【課題】自動車に乗る人の便宜を図って自動的にシートを移動させて自動車に乗る人をリアシートに招き入れることができる自動車のシート制御装置を提供する。【解決手段】自動車の後列のシートに人を乗せる場合、その前のシートの背もたれを前倒しするとともに、シートを前方にスライドさせるが、このシートはシート駆動装置36によって移動可能になっている。このシートを自動的に移動させるか否かの判別は、乗車人数と空きシート数等に基づいて行う。乗車人数は、車載カメラ32から取得した画像を画像処理回路44で画像処理(顔抽出)を行うことで把握し、空きシート数は、運転席を除く各シート上の重量を計測する重量計42の測定値に基づいて検知する。コントローラ45は、乗車人数と空きシート数との関係からリアシートに乗る人を招き入れる必要があるか否かを判別し、その判別結果によりシート駆動装置36を介してシートを移動させる。【選択図】 図3

請求項（抜粋）：

自動車のリアシートに人を乗せる際に移動させられるシートをアクチュエータによって駆動するシート駆動手段と、 前記自動車のリアシートへの乗車口側の側面に設置された車載カメラと、 前記自動車の運転席以外の各シートのうちの空きシートを検出する空きシート検出手段と、 前記自動車のリアシートへの乗車口に設けられたドアが外部から開けられたことを検出するドア開検出手段と、 前記ドア開検出手段によるドア開検出時又はドア開検出前の自動車の停止時に前記車載カメラから取得した画像から顔抽出を行い、この抽出した顔の数から乗車人数を検出する乗車人数検出手段と、 前記乗車人数検出手段によって検出された乗車人数と前記空きシート検出手段によって検出された空きシートとに基づいて前記シートを移動させるべきか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によって前記シートを移動させるべきと判別されると、前記ドア開検出手段によるドア開の検出時に前記シート駆動手段を動作させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動車のシート制御装置。

IPC (4件)：

B60N2/44 ,  B60N2/06 ,  B60N2/20 ,  B60R1/00

FI (4件)：

B60N2/44 ,  B60N2/06 ,  B60N2/20 ,  B60R1/00 A

Fターム (4件)：

3B087AA02 ,  3B087BA02 ,  3B087BD01 ,  3B087DE08

引用特許：

出願人引用 (2件)

• モニタ付きドア
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-283458   出願人：シチズン時計株式会社
• 車両用外界モニター装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-340509   出願人：堀込達朗