特許
J-GLOBAL ID:200903044261607711

放射線硬化層を含む複数の層の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-187055
公開番号(公開出願番号):特開平8-048799
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 放射線硬化層とその上に形成される層との密着性を向上させ、放射線照射を1回で済ませる方法を提供する。【構成】 感熱記録層14上の中間層16、保護層18、印刷層20、印刷保護層22は、放射線硬化型樹脂を含む材料をコーティングすることにより形成される。中間層16、保護層18、印刷層20の放射線硬化型樹脂を含む材料は、平均分子量10万以上、ガラス転移点80〜150°Cのプレポリマーであり、これらの層はそれぞれコーティングし乾燥させてブロッキングしない状態とした後、上の層が形成される。印刷保護層22をコーティングした後、放射線照射を行って各層を硬化させる。すべての層を形成した後、1回だけの放射線照射を行えばよく、下層が未重合の状態で上層を形成し放射線照射するため、強固な層とすることができ、各層の密着性もよい。
請求項(抜粋):
放射線硬化型樹脂を含む放射線硬化層と、該放射線硬化層上の少なくとも1つの層からなる複数の層の形成方法において、該方法は、基材上に放射線硬化型樹脂を含む材料をコーティングし、コーティングされた材料を乾燥させて前記放射線硬化層を形成する工程と、前記放射線硬化層上に少なくとも1つの層を形成する工程と、放射線を照射して、前記放射線硬化層の放射線硬化型樹脂を硬化させる工程とを有し、前記放射線硬化型樹脂を含む材料は、平均分子量10万以上、ガラス転移点80〜150°Cのプレポリマーであることを特徴とする放射線硬化層を含む複数の層の形成方法。
IPC (3件):
C08J 7/04 ,  B41M 7/00 ,  C08J 7/00 305

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