特許
J-GLOBAL ID:200903044264088898

多室空調機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161794
公開番号(公開出願番号):特開平8-028983
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【構成】圧縮機13の吐出温度を目標値に制御するに必要な各室の室内膨張弁22の開度の増減分の合計を算出し、これを各室の室温の目標値と室温の偏差に応じて決まる目標空調能力と現空調能力との比率に応じて按分し、各室の室内膨張弁の開度の増減分を算出する。【効果】圧縮機の吐出温度と各室の室温の両方ともを、安定かつ精度良く制御することができる。
請求項(抜粋):
回転数可変の圧縮機と室外熱交換器と室外ファンと室外膨張弁とから成る室外機と、室内熱交換器と室内ファンと室内膨張弁とから成る複数台の室内機を接続して冷房もしくは暖房サイクルを構成する多室空調機の制御装置において、冷房サイクルでは、圧縮機の吐出温度の目標値の決定機構と、圧縮機の吐出温度の目標値と検出値との偏差を小さくするような各運転室内機の室内膨張弁の開度の増減分の合計を計算する演算機構と、室内膨張弁の開度の増減分の合計を、各運転室内機の室内膨張弁の開度の増減分の合計が正のときには、運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の最大値と、各運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の偏差に応じて按分し、各運転室内機の室内膨張弁の開度の増減分の合計が負のときには、運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の最小値と、各運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の偏差に応じて按分し、各運転室内機の室内膨張弁の開度の増減分の合計がゼロのときには、運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の平均値と、各運転室内機の室温設定値と現室温の偏差に応じて決められる目標空調能力に対する現空調能力の比率の偏差に応じて按分する演算機構を有することを特徴とする多室空調機の制御装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02

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