特許
J-GLOBAL ID:200903044264228924

pH制御した電気化学的エネルギー貯蔵及び/または配給セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509757
公開番号(公開出願番号):特表平8-502385
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】エネルギー貯蔵及び/または電力発生の電気化学的方法及び単位セル(10)のアレーからなる装置であって、各セルは+ve電極(12)及び-ve電極(14)を有し、各セルの膜は、セルを正電解質及び陽電解質溶液(22、24)用の+ve及び-veチャンバー(22C及び24C)に分割しており、その電解質溶液は、離間したポンプ(26、28)及びタンク(32、34)を通して再循環され、チャンバーに戻される。アレーにおいて隣接するセルの間の中間電極は、+ve側及び-ve側の両方を備える。臭素-イオウの組み合わせが採用される。pH変化及び/またはヒドロキシルイオン濃度変化を補償する手段が、セルのアレーの+ve及び/または-ve側に備えられる。臭素、イオウ及び/または水の膜を介した泳動または他の損失の発生を幾分抑制する手段、及び長期間に渡る安定した作動を有する高エネルギー貯蔵及び高電力を生じるように、臭素の酸性化の影響を制限する手段、及び実質的に全放電サイクルを通して出力電力及び電圧を高レベルに保持する手段が備えられる。
請求項(抜粋):
(a)全液体系において電解質の流動を保持し循環する手段であって、活性成分はすべて単一セルまたはセル構造を繰り返したアレーに可溶であり、各セルは不活性+ve電極を持つチャンバー(+veチャンバー)と、不活性-ve電極を持つチャンバー(-veチャンバー)とを有し、前記チャンバーは、イオン交換膜で互いに隔絶されており、電力配給中に-veチャンバー内を循環する電解質はスルフィドを含み、電力配給中に+veチャンバー内を循環する電解質は液体酸化試薬を含む手段、(b)各チャンバーから、セル体積のみとした場合より長い放電サイクルに渡って、延長された電力配給をするのための、セル体積より大きな体積を持つ電解質の貯蔵手段に電解質を循環させることにより、前記+veチャンバー及び-veチャンバー内の電解質を貯蔵または補充する手段、及び、(c)水の分解によってOH-イオンを生成する手段からなる、+veチャンバー内のpH変化及び/またはヒドロキシルイオン濃度の変化を補償する手段からなることを特徴とするエネルギー貯蔵及び/または電力配給用の電気化学的装置。
IPC (2件):
H01M 8/18 ,  H01M 8/04

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