特許
J-GLOBAL ID:200903044274194530

内燃機関のバルブタイミング可変機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268395
公開番号(公開出願番号):特開平10-115203
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】ベーン式のバルブタイミング可変機構にあって、圧力室からロックピン近傍への油漏れを抑制して、その作動応答性を向上させること。【解決手段】機関出力軸の回転が伝達される被動ギア17及びカバー20に固定されたハウジング16の内部に、カムシャフト11に固定されたベーン体(羽根車)19を相対回転可能に設ける。羽根車19の羽根24の1つには貫通孔32を形成し、同貫通孔32内にロックピン33を収容するとともに、ロックピン33を付勢するスプリング35を設ける。ロックピン33が貫通孔32において移動することにより、ハウジング16に対する羽根車19の相対回転が規制及び許容される。ここでは、スプリング35とカバー20の内側面54の間にシールプレート43を配設して、同部分のシール性向上を図る。
請求項(抜粋):
ハウジングに対してベーン体を相対回転可能に設け、油圧によるそれらハウジング及びベーン体間の相対回転位相の変更に基づいて機関出力軸及びカムシャフト間の相対回転位相を変更し、同機関の吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを可変とするとともに、付勢手段により前記ハウジングの一側面から前記ベーン体に設けられた貫通孔を介して同ハウジングの他側面に付勢されるロックピンが、同ハウジングの他側面に設けられた係止穴に係合されることにより前記ハウジング及びベーン体間の相対回転が規制される内燃機関機関のバルブタイミング可燃機構において、前記付勢手段と前記ハウジングの一側面との間に、前記ベーン体に設けられた貫通孔と対抗して前記油圧をシールするためのシールプレートを設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング可変機構。

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