特許
J-GLOBAL ID:200903044280603247

マイクロサテライトマーカーを用いるバーミューダグラス品種判別法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 清水 初志 ,  刑部 俊 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  井上 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-093039
公開番号(公開出願番号):特開2009-240269
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】対照バーミューダグラスのゲノムDNAにおける特定のマイクロサテライト座位の遺伝子型であって、対照バーミューダグラス品種に特異的な遺伝子型を指標とする被検バーミューダグラスの品種判別法などを提供することを課題とする。【解決手段】バーミューダグラスの地上部由来のESTからマイクロサテライトを抽出し、それらを含む90〜300bpのPCR断片が得られるようにプライマーを設計した。多品種のバーミューダグラスそれぞれについて、ゲノムDNAを鋳型として、設計したプライマーペアを用いてPCRを行ない、それらのPCR産物を10%ポリアクリルアミドゲルによる電気泳動で分離した。その結果、品種特異的なPCR断片長を検出することができ、品種特異的なPCR断片長を指標に被検バーミューダグラスの品種判定を行えることが判明した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(a)に記載の遺伝子型、及び、下記(b)に記載の遺伝子型を比較する工程を含む被検バーミューダグラスの品種判別法であって、前記工程において比較した遺伝子型が一致したときに、被検バーミューダグラスの品種が、対照バーミューダグラスと同一の品種であると判別される方法; (a)対照バーミューダグラスのゲノムDNAにおける下記(1)から(10)からなる群より選択される少なくとも1つのマイクロサテライト座位の遺伝子型であって、対照バーミューダグラスに特異的な遺伝子型、 (b)被検バーミューダグラスのゲノムDNAにおける(a)と同じ座位の遺伝子型、 (1)配列番号:1に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (2)配列番号:3に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:4に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (3)配列番号:5に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:6に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (4)配列番号:7に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:8に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (5)配列番号:9に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:10に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (6)配列番号:11に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:12に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (7)配列番号:13に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:14に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (8)配列番号:15に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:16に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、 (9)配列番号:17に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:18に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位、並びに、 (10)配列番号:19に記載の塩基配列と相補的な塩基配列、及び、配列番号:20に記載の塩基配列と相補的な塩基配列によって挟まれるマイクロサテライト座位。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A
Fターム (12件):
4B024AA07 ,  4B024CA01 ,  4B024CA20 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ04 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR42 ,  4B063QR50 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QX01
引用文献:
審査官引用 (8件)
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