特許
J-GLOBAL ID:200903044283496409

成形加工性および塗装焼付け硬化性に優れたアルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021397
公開番号(公開出願番号):特開平10-219382
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 成形性および塗装焼付け硬化性に優れた、自動車ボディ用として好適なアルミニウム合金板を提供する。【解決手段】 T4材の示差走査熱分析法による測定結果において、Mg-Siクラスター溶解に相当する吸熱ピークのないAl-Mg-Si系合金板は、成形性および塗装焼付け硬化性に優れる。そのような合金板を得るための好適な製造方法としては、Al-Mg-Si合金においてMgとSiの成分関係を限定し、溶体化・焼入れ処理後12時間以内に70〜150°Cで0.5〜50時間の熱処理を施すのが良い。これによって、成形性および塗装焼付け硬化性に極めて優れたアルミニウム合金板が得られる。【効果】 本発明のアルミニウム合金板は、降伏強度が低いことから成形性に優れるとともに、約100N/mm2 以上の塗装焼付け硬化量が得られる。従って、成形性と塗装焼付け硬化性が要求される自動車ボディ用として好適である。
請求項(抜粋):
Al-Mg-Si系アルミニウム合金板のT4材において、その示差走査熱分析曲線にMg-Siクラスター溶解に相当する吸熱ピークのないことを特徴とする成形性および塗装焼付け硬化性に優れたアルミニウム合金板。
IPC (7件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/04 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 631 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00
FI (7件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/04 H ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 631 Z ,  C22F 1/00 686 B ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C

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